【ワイルドウィーゼル】(わいるどうぃーぜる)

アメリカ空軍における、敵防空網制圧任務を帯びた部隊や、その専用機の総称。
テイルコード?では「WW」と表記される。

原義は「野生のイタチ」の意で、匂いを嗅ぎとって獲物を狩る様子から連想された。
一時期は同じ理由から「フェレット」と呼ばれていた事もある。

敵の地対空ミサイルが発するレーダー波を検知し、これを対レーダーミサイルで破壊する事が典型的な任務である。
近年では敵防空網制圧を発展させ、SAMサイトの壊滅を目的とした敵防空網破壊への移行を図りつつある。

関連:マグナム アイアンハンド

ワイルドウィーゼル用機

  1. F-100F ワイルドウィーゼル1(敵防空網制圧自体に対する試験的存在)
  2. EF-105F ワイルドウィーゼル2
  3. F-105G ワイルドウィーゼル3(初の本格専用機)
  4. EF-4C ワイルドウィーゼル4(F-4Cの暫定的改修機)
  5. F-4G ワイルドウィーゼル5(ベトナム戦争から湾岸戦争まで用いられ、もっとも性能が高いといわれる。1996年まで運用。別名アドバンスド・ワイルド・ウィーゼル)
  6. F-16CJ/DJ ワイルドウィーゼル(現行機。F-16のブロック50D/52Dが用いられている。番号は振られていない。)

ワイルドウィーゼル用対レーダーミサイル


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