【ロービジ塗装】(ろーびじとそう)

兵器に施される塗装のうち、ステルス性を考慮して彩度を落とした迷彩や暗色の塗装。

発見される事が非常に致命的な現代戦において、実戦に用いる車両はほぼ例外なくロービジ塗装が施される。
しかし広報用の展示品や曲技機、また捜索救難など民間人に接する任務においては例外もある。

本格的に普及したのはベトナム戦争以降、ゲリラ戦の洗礼を受けてステルスの存在価値が大幅に上昇して以降。
それ以前の戦争の場合、通信機器の未成熟もあって、存在を誇示するハイビジ塗装が必要な場合も多かった。
隠密性を高める事は正体不明になる事に等しいため、迷彩は味方から誤射される危険性と不可分だった。

関連:ハイビジ塗装


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