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*&ruby(れんじゃー){【レンジャー】}; [#bff588d8]
ranger~

+[[国境警備隊]]や森林警備隊などにおける隊員のこと。~
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+国境警備隊や森林警備隊などにおける隊員のこと。~
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+消防などの組織で、救助を専門におこなうため特別に編成された部隊、およびその隊員。~
横浜市消防局の特別救助隊は発足時、人員を陸上自衛隊富士学校で養成したことから「レンジャー」を名乗っている。~
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+[[陸軍]]などにおいて、奇襲や後方撹乱などを主任務とする[[特殊部隊]]。~
+陸軍などにおいて、奇襲や後方撹乱などを主任務とする[[特殊部隊>特殊部隊(軍事)]]。~
任務の性質上、[[空挺降下]]の技能を身につけていることが一般的である。~
[[アメリカ軍]]のレンジャーは長い歴史を持つが、現在はジョージア州フォート・ベニングの第75レンジャー連隊に集約され、緊急の大規模作戦や、他の[[特殊部隊]]を支援する任務などに備える。~
[[アメリカ軍]]のレンジャーは長い歴史を持つが、現在はジョージア州フォート・ベニングの[[第75レンジャー連隊]]((なお、同隊は現在の[[アメリカ陸軍]]では数少ない「[[連隊]]」編制を執る部隊でもある。))に集約され、緊急の大規模作戦や、他の[[特殊部隊>特殊部隊(軍事)]]を支援する任務などに備える((3個大隊のうち、一つは命令から72時間以内に出撃できる態勢を整えている。))。~
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+[[陸上自衛隊]]における技能資格。~
[[陸上自衛隊]]では、基本訓練を終えた後に志願して次のようなレンジャー訓練を受けることができる。~
主に[[普通科]]の隊員を対象としたレンジャー(曹士レンジャー)~
[[第1空挺団]]の隊員を対象としたレンジャー(空挺レンジャー)~
レンジャーを率いるための指揮官向けのレンジャー(幹部レンジャー)~
+[[陸上自衛隊]]における技能資格のひとつ。~
基本訓練の修了後に希望すれば訓練を受ける事ができる。~
有資格者はその前歴に応じ、[[普通科]][[隊員>自衛隊員]]の「[[曹>下士官]][[士>兵卒]]レンジャー」、[[第1空挺団]]が擁する「[[空挺>空挺部隊]]レンジャー」、[[冬季戦技教育隊]]が擁する「[[冬季遊撃>ゲリラ戦]]レンジャー」、[[第12旅団>第12旅団(自衛隊)]]が擁する「山岳レンジャー」、[[幹部候補生>士官候補生]]がレンジャーを率いるために受講する「[[幹部>士官]]レンジャー」に大別される。~
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訓練を終えるとその証としてレンジャー[[徽章]]が与えられる。~
訓練中の殉職や[[戦争神経症]]による傷病除隊も想定される過酷な訓練過程で知られ、有資格者は一般隊員から尊敬の対象となる。~
敵中孤立など絶望的な状況下での任務遂行を目的として認定するもので、求められる要諦はおおむね以下の通り。~
--極めて過酷な状況を克服する体力・気力・精神力の錬成
--爆破・破壊工作
--[[狙撃]]
--徒手格闘
--隠密行動および敵中潜伏
--無線通信技術および手信号
--[[障害システム]]の設置
--[[ラペリング]]
--水路での敵地潜入を目的とするボート操縦技術
--装備一式を身に付けたままでの水泳
--森林戦・山岳戦・雪中戦・市街戦および夜戦への対応
--孤立した状況での長期生存術
--尋問への対処法
--[[民間協力者>第五列]]を得るための交渉術~
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レンジャー五訓~
1.飯は食うものと思うな~
2.道は歩くものと思うな~
3.夜は寝るものと思うな~
4.休みはあるものと思う
+CC-4 USS Ranger~
[[アメリカ海軍]]が[[第一次世界大戦]]後の1910年代、「三年計画(ダニエルズ・プラン)」に基づき計画・建造した[[「レキシントン」級>レキシントン]][[巡洋戦艦]]の4番艦。~
1923年の[[ワシントン海軍軍縮条約]]発効により建造途中で工事中止となり、解体された。~
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+CV-4 USS Ranger~
[[アメリカ海軍]]において、当初から[[正規空母]]として建造された最初の[[航空母艦]]。~
しかし[[基準排水量]]が14,500トンしかなく、[[飛行甲板]]の左右に並ぶ起倒式煙突も不便であったことから、必ずしも満足のゆく出来ではなかった。~
このため同型艦の建造計画はすべてキャンセルされ、アメリカの主力[[空母>航空母艦]]は[[ヨークタウン級>ヨークタウン]]の登場を待つこととなる。~
[[第二次世界大戦]]では主に大西洋方面で活躍し、カサブランカ上陸作戦やノルウェー沖での哨戒活動に従事した。~
1931年起工、1934年就役、1944年に訓練空母へ転換、1946年退役。~
~
|>|CENTER:''スペックデータ''|
|主建造所|[[ニューポート・ニューズ]]造船所|
|起工|1931.9.26|
|進水|1933.2.25|
|就役|1934.6.4|
|退役|1946.10.18|
|除籍|1946.10.29|
|その後|1947.1.28 スクラップとして売却|
|設計[[排水量]]|13,800t|
|[[基準排水量]]|14,576t|
|[[常備排水量]]|16,578t/18,202t(1941年)|
|[[満載排水量]]|17,577t/19,907t(1941年)|
|全長|234.4m|
|水線長|222.5m|
|全幅|33.4m|
|水線幅|24.4m|
|[[喫水]]|6.8m(満載)&br;7.3m(1941年)|
|[[飛行甲板]]&br;(縦×幅)|216.1m×26.2m|
|推進方式|[[蒸気タービン]]方式|
|主缶|バブコック・ウィルコックス式重油専焼水管缶×2基|
|主機|パーソンズ式[[ギヤード・タービン>蒸気タービン]]×2基|
|推進器|[[スクリュープロペラ>プロペラ]]×2軸|
|機関出力|53,500shp(39,900kW)(設計)&br;54,201shp(公試)|
|最大速度|29.25[[ノット]](設計)&br;29.89ノット(公試)|
|[[航続距離]]|15kt/10,000[[海里]](設計)&br;15kt/11,490海里|
|[[燃料]]|重油:1,567t(常備)/2,350t(満載)|
|乗員|[[士官]]、[[兵員>兵卒]]2,148名&br;[[士官]]、[[兵員>兵卒]]1,369名、[[航空要員>エビエーター]]779名(1941年)|
|兵装|竣工時:&br;Mk.10 25口径5インチ(130mm)連装[[高角砲>高射砲]]×8基(単装砲架で2基ずつ4か所)&br;[[ブローニングM2 12.7mm機関銃>ブローニングM2]]×単装40挺&br;&br;1941年:&br;Mk.10 25口径5インチ(130mm)連装[[高角砲>高射砲]]×8基&br;[[ブローニングM2 12.7mm機関銃>ブローニングM2]]×単装24挺&br;Mk.1 75口径2.8cm機関砲×4連装6基&br;&br;1942年4月:&br;Mk.10 25口径5インチ(130mm)連装[[高角砲>高射砲]]×8基&br;ボフォース56口径40mm機関砲×4連装6基&br;エリコン FF 76口径20mm機関砲×単装30挺(1943年16挺追加→同年6挺撤去)&br;&br;1944年:&br;エリコン FF 76口径20mm機関砲×単装7挺|
|[[装甲]]|格納庫側壁:51mm(最厚部)&br;主甲板:25mm(最厚部)|
|搭載機((露天駐機を含む。))|76機&br;86機(最大)|
|設備|[[エレベーター]]×3基&br;[[カタパルト]]×3基(中部×2基、後部×1基)|
|[[FCS>火器管制装置]]|Mk.33射撃指揮装置(1944年撤去)|
|[[レーダー]]|CXAM-1 2次元対空捜索レーダー(1941年)&br;Mk.4 射撃指揮レーダー(1942年)&br;SP-2レーダー、SM型高角測距レーダー(1944年)|
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+CVA-61(後にCV-61) USS Ranger~
[[アメリカ海軍]]の[[フォレスタル級>フォレスタル]][[航空母艦]]3番艦。~
[[アングルドデッキ>斜め飛行甲板]]を起工時から備えた世界最初の[[航空母艦]]でもあった(([[フォレスタル]]・サラトガは建造中に設計変更されて装備。))。~
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|>|>|>|>|>|>|>|CENTER:''同型艦''|
|艦番号|艦名|主造船所|起工|進水|就役|退役|備考|
|CENTER:CVA-61&br;↓&br;CV-61|レンジャー&br;(USS Ranger)|[[ニューポート&br;・ニューズ>ニューポート・ニューズ]]|1954.8.2|1956.9.29|1957.8.10|1993.7.10|2015.3.&br;スクラップ&br;として売却|
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+ベル社製の[[ヘリコプター]]、[[ベル206]]「ジェットレンジャー」シリーズの非公式愛称((この軍用型が[[OH-58]]である。))。~
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+日本のトラック・バスメーカー「日野自動車」が生産・販売している中型〜大型トラックのブランド名。~
かつて[[陸上自衛隊]]に納入されていた[[73式中型トラック]](旧型)には、同車のコンポーネントが使われていた((現在「1 1/2tトラック」として調達されている本車は[[高機動車]]のシャーシを流用している。))。~
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