【ランダル・H・カニンガム】(らんだる・えいち・かにんがむ)

Randall H Cunningham(1941年生〜存命中).

かつてアメリカ海軍に所属していた戦闘機エビエーター
コールサインは「DUKE(デューク)」、通称ランディ・デューク・カニンガム。
ベトナム戦争におけるアメリカ軍最初のエースパイロットとなった人物であった。

1966年海軍に入隊し、1969年にVF-96"Fighting Falcons"に配属、トップガンで訓練を受けた後ベトナム戦争に投入される。

その後の彼と、NFOウィリアム・ドリスコル?、そして乗機のF-4Jは1972年1月19日に最初の撃墜(MiG-21)を記録し、同年5月8日にMiG-17を1機、続いて5月10日にはなんと3機のMiG-17を撃墜するという活躍を見せ、エースパイロットとなった。
しかし同日、乗機は母艦の「コンステレーション(USS Constellation CV-64)」へ帰還中にSA-2「ガイドライン」地対空ミサイルを被弾し撃墜された。
不幸中の幸い、彼とドリスコルは海上でベイルアウトし救助される。

1987年に軍を退役した後、共和党の下院議員として政治活動に当たっていたが、2005年にワシントンの兵器メーカーMZM社より240万ドルの賄賂を受け取ったとして議員を辞職。
その後の裁判で禁固8年4ヶ月の有罪判決を受け、2007年現在服役中である。


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