【ライフリング】 †
銃身内部に刻まれた溝やねじれ。弾頭を回転させる事で、発射後の弾道を安定させ有効射程を伸ばす事ができる。
初活力の一部が摩擦熱と回転運動に変換されるため、破壊力はやや低下する。
また、間接砲撃に使用すると速度が低下するため飛距離が伸びず、有効射程を低下させる事になる。
成形炸薬弾、装弾筒付翼安定式徹甲弾などの特殊な砲弾を利用する用途にも向かない。
ライフリングされた銃身から発射された弾頭は、銃身との摩擦によって生じた傷(線条痕)が残る。
この傷は工作機械の摩耗などから銃身ごとで微妙に異なっており、鑑識によってどの銃から発射されたものかを特定できる。
- ライフリングの主な形式
- エンフィールド型:銃身に螺旋状の溝を切るタイプ。現在における主流http://ja.wikipedia.org/wiki/APFSDS
- メトフォード型:銃身に波状の凹凸があるタイプ。
- ポリゴナル型:銃身が円形ではなく、ねじれた多角形になっているタイプ