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【ヤンキー】 †
ホテル級の後継として開発された、旧ソ連の弾道ミサイル搭載原子力潜水艦(SSBN)。
NATOコードでは「ヤンキー級(Yankee)」だが、旧ソ連海軍では、
プロジェクト667A「ナヴァガ」及び「ナリム」(ヤンキーI級)
プロジェクト667AM「ナヴァガM」(ヤンキーII級)
プロジェクト667AK「アクソン-1」及びプロジェクト09774「アクソン-2」(ヤンキー・ポッド級)
プロジェクト667M「アンドロメダ」(ヤンキー・サイドカー級)
プロジェクト667AT「グリシャ」(ヤンキー・ノッチ級)
プロジェクト09780(ヤンキー・ストレッチ級)
と呼ばれている。
前級のホテル級では搭載されたR-13(SS-N-4 サーク)SLBMは浮上状態でなければ発射できないという欠点を持っていたが、本級ではR-27/RSM-25(SS-N-6 サーブ)?SLBMを搭載し、浮上しなくても発射できるようになった。
しかし、R-27の射程は2,000km(改良型では3,600-4,000km)と短く、後継として、より長射程のR-29(SS-N-8)SS-N-8?SLBMを搭載するデルタ級の登場を待たなければなかった。
1967年から1972年にかけて派生型を含む34隻が就役したが、1990年にはほぼ全艦が退役している。
スペックデータ †
乗員 | 114名 |
船型 | 涙滴型 |
排水量(水上/水中) | 7,850t/9,450t |
全長 | 128m |
全幅 | 11.7m |
吃水 | 7.9m |
主機 | OK-700型原子炉×2基/蒸気タービン×2基2軸推進 |
出力 | 180,000hp |
水上速力(水上/水中) | 16kt/26.5kt |
兵装 | 600mm魚雷発射管×2門、533mm魚雷発射管×4門(魚雷16発)、 D-7 SLBM発射筒×16基(R-27(SS-N-6)×16発) |
派生型 †
- ヤンキーII級(667AM型「ナヴァガM」):
搭載する弾道ミサイルをR-21(SS-N-5 サーク)に換装した型。期待したほどの性能ではなかったため、改造されたのはK-140の1隻のみとなった。
- ヤンキー・ノッチ級(667AT型「グリシャ」):
原子力巡航ミサイル潜水艦に改造した型。
弾道ミサイルを撤去し、そのスペースに魚雷および3K10「グラナート」(SS-N-21)?巡航ミサイルを発射する533mm魚雷発射管×8門および弾庫を設置している。
K-395、K-408、K-418、K-423、K-415、K-399、K-236の7隻がこの型に改造された。
- ヤンキー・サイドカー級(667M型「アンドロメダ」) :
3M25(SS-NX-24)巡航ミサイルの発射管×12門を装備する型。
ソ連崩壊後に3M25が開発中止となったため、K-420の1隻のみに留まった。
- ヤンキー・ポッド級(667AK型「アクソン-1」および09774型「アクソン-2」):
弾道ミサイルを撤去し、電子機器および艦尾縦舵上に流線型のポッド(曳航式ソナー・アレイを収納)を設置した実験潜水艦型。
主に曳航式ソナー・アレイおよび関連機器の試験に従事した。
K-403がこの改造を受け、艦番号がKS-403に変更された。
- ヤンキー・ストレッチ級(09780型):
ミゼットサブ母艦。K-411がこの改造を受け、艦番号がKS-411に変更、のちにBS-411となった。