【ミュンヘンオリンピック事件】(みゅんへんおりんぴっくじけん)

パレスチナ過激派「ブラック・セプテンバー」の7名が、1972年9月にミュンヘンオリンピックの選手村にイスラエル選手団11名を人質に立て籠った事件。

テログループはオリンピック村を襲撃し2名を殺害した後、イスラエル政府に対し同国に収監されているパレスチナ人の釈放を要求。
西ドイツ政府はイスラエル特殊部隊の出動を拒否して自力解決を選択。最終的に西ドイツ警察との銃撃戦になり、犯人の一部、人質全員と警察側数人が死亡する最悪の結果となり、ミュンヘンオリンピックは一時中止となった。

この事件を教訓とし、後に西ドイツ政府は対テロ特殊部隊「GSG9」を創設した。


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