【マレー沖海戦】(まれーおきかいせん)

戦闘概要
戦争太平洋戦争大東亜戦争
年月日1941年12月10日
戦場南シナ海
結果日本の戦略的・戦術的勝利
交戦勢力枢軸国大日本帝国
連合国大英帝国
戦力日本軍攻撃機85機(九六式陸攻×59機、一式陸攻×26機)
イギリス軍戦艦1隻(キングジョージ5世級戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」)
巡洋戦艦1隻(レナウン級巡洋戦艦「レパルス」)
駆逐艦4隻
(E級駆逐艦「エレクトラ」「エクスプレス」、アドミラルティS級駆逐艦「テネドス」
、アドミラルティV級駆逐艦「ヴァンパイア」*1
損害日本軍攻撃機3機(九六式陸攻×1機、一式陸攻×2機) 不時着大破1機 偵察機2機未帰還
イギリス軍戦艦1隻 巡洋戦艦1隻沈没

大東亜戦争開戦当初の1941年12月10日、マレー半島東方沖の南シナ海で、日本海軍の航空部隊(一式陸攻九六式陸攻)とイギリス海軍の東洋艦隊の間で行われた戦闘。
日本軍はイギリス海軍が東南アジアの制海権確保の為に派遣した戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と巡洋戦艦「レパルス」の2隻を撃沈し、この方面での初期作戦上で大成功をおさめた。
また、当時の「作戦行動中の戦艦を航空機で沈めることはできない」との常識をくつがえし、世界の海軍戦略である大艦巨砲主義に影響をあたえた*2


*1 オーストラリア海軍籍。
*2 皮肉にもこの約一週間後、当の日本海軍が建造していた世界最大の超ド級戦艦大和」が進水することになり、日本軍はこのような戦果をあげながらも大艦巨砲主義を維持し続けた事が敗北を招く。

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