【マルチエアポート】(まるちえあぽーと)

Multi Airport.

航空機の運用計画に際して、近隣にある複数の空港飛行場を意図的に混同する事。
および、一組に混同されたうちのいずれかの空港飛行場

近隣に二つ以上の空港がある場合、個々の空港ごとに定期航路を設定するのは効率が悪い。
どちらに離着陸する事になっても問題ない飛行計画を立案し、ひとつの航路にまとめた方が合理的である。

同じ航路設定に則っている関係上、どの空港に離着陸する場合でも運賃は同額になる。
また、金銭上の手続きが発生しないため、航空券の変更にも比較的容易に対応できる。

原則として、航空券は発行後に詳細を変更することができない。
しかし、マルチエアポート路線内では乗降地や航空会社の変更が可能な場合が多い。

国際標準として、国際航空運送協会(IATA)が地域別にマルチエアポートを認定している。
また、航空会社が独自裁量でマルチエアポートの運賃体系を設定している場合もある。


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