【マスタードガス】(ますたーどがす)

硫化ジクロジエチルを主成分とする毒ガス。ドイツ人科学者マイヤーが農薬を作る過程で合成に成功した。純粋なマスタードガスは無色、無臭だが、不純物が混じっているものは「からし」のような匂いがする為、マスタードガスと呼ばれる。作り方は比較的簡単との事だが、もちろん使用は禁止されている。 なお、第一次世界大戦時にイプール(イペルン)という場所での戦闘で、ドイツ軍が初めて使用した事から、「イペリット」ともいう。


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