【マグナム】(まぐなむ)

Magnum

  1. アメリカ空軍?における対レーダーミサイル発射時のコール。
    関連:ワイルドウィーゼル AGM-88

  2. マグナム弾、マグナム銃
    ラテン語で「大きい」を意味するmagnusの中性形。転じて比較的大きく威力の高い弾丸を指すようになった*1
    黒色火薬の時代には「エクスプレス・カートリッジ」、無煙火薬の時代には火薬の組成から「ニトロ・エクスプレス」と呼ばれており、マグナムと呼ぶようになったのは1920年代から*2
    当初は大口径小銃弾を指していたが、S&W社が.拳銃弾の357Magnum*3を発表して以降は火薬を増量した弾薬全般を指す語になっている。
    また、同様の慣例としてマグナム弾を装填できる銃の事もマグナム、マグナム銃と呼ばれている。

  3. Yak-30 Magnum
    1950年代に旧ソ連のヤコブレフ設計局が開発したYak-30ジェット練習機に、NATO?がつけたコードネーム

*1 ちなみに、フランス語でも約1.5リットルの大きな酒瓶を意味する言葉として使われる。
*2 イギリスの銃メーカーであるホーランド&ホーランド社が自社開発の小銃弾に.300H&H Magnumと名付けた。
*3 .38スペシャル弾の薬莢を約3.5mm延長して火薬を増量させたもの。

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