【ボムレット・ディスペンサー】(ぼむれっとでぃすぺんさー)

bomblet dispenser
攻撃機に搭載し、大量の小爆弾(ボムレット)を散布するための装置。

小さな爆弾を散布するという点においてクラスター爆弾に類似するが、それ自体は投下しない点が異なり、飛行中の攻撃機から連続的に絨毯爆撃?をおこなうことができる点で優れる。
広範囲を爆撃することが可能ではあるが、小爆弾の破壊力は限定的なものであることから、敵基地の滑走路などを破壊する阻止攻撃が主な任務となる。
サイズは翼下パイロンに吊り下げる程度のものから、母機胴体下面の大半を占めるものまである。大きなものほど大量の小爆弾を装填可能であるが、当然ながらペイロードなども増大する傾向にあり、そのぶん搭載可能機種や作戦内容に制約を受ける。

トーネードIDS用に開発されたルフトバッフェ向けのMW-1や、同じくRAF向けのJP233が有名であり、同機を象徴する兵装となっている。


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