【ヘルメット・マウンテッド・サイト】(へるめっと・まうんてっど・さいと)

Helmet Mounted Sight.

兵装の火器管制装置と電子的に接続されるヘルメット。

液晶パネルやホログラフなどで計器情報を表示し、首を動かさずに計器を参照できるようにする。
また、レーダーなどの走査を視線方向に追随させ、側面の敵をロックオンする事もできる。
これらの機能により、ドッグファイトにおけるマニューバーと攻撃を両立させる事ができる。

この技術の登場以前、航空機載兵装はほぼ正面にしかロックオンできなかった。
このため、ミサイル万能論の時代でもドッグファイトに持ち込まれれば機関砲での被撃墜があり得た。

実態はサイバネティクス?に基づく高度な機体運用システムであり、ヘルメットは操作端末に過ぎない。
センサー類や火器類も幅広い可動域を確保され電子的制御が可能でなければならない。
特にミサイル類は必ずオフボアサイト攻撃能力を保有している必要がある。

関連:JHMCS


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