【ヘルメット・マウンテッド・サイト】(へるめっと・まうんてっど・さいと)

Helmet Mounted Sight

戦闘機などの照準(サイト)を、パイロットのヘルメットにつけてしまうことにより、機体が目標を正面に捉えていなくともロックオンでき、またし続けることができるようにしたもの。

ヘルメットに映像を投影できる装置を組み込んで、ハーフミラーに照準(サイト)や関連する情報を映し出し、パイロットが見た方向が即ち照準であるかのようになる。
コックピットに固定されている従来型の照準器では、ドッグファイトなど近距離で激しい機動を伴う戦闘で目標をロックオンするのは非常に困難である。 また、追跡している目標が急に大きく機動した場合は、せっかくのロックオンが外れてしまう場合があることから開発された。
ただし、ヘルメット・マウンテッド・サイトだけでなく、それに対応したオフボアサイト能力を有する武装(ミサイル)も必要である。

関連:JHMCS


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