【フライングブーム】(ふらいんぐぶーむ)

ボーイング社が開発した空中給油方式。
空中給油機の後方に位置する航空機に対し、パイプラインを伸ばし接続することによって給油を行う。
プローブアンドドローグ方式に比べ、ブーマーと呼ばれる給油オペレーターがブームを操作するので被給油側の負担が少なく、給油速度が速い利点がある。
一方で、専用の空中給油機が必要なうえ、複数機に給油する場合は時間がかかる。
また、受油口を後から取り付ける場合には、大がかりな改修を行う必要がある。
なお、一部の大型機では受油機からブームを通して空中給油機に燃料を逆流させ給油することも可能である。

主にアメリカ空軍?で採用されている。


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