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【フェイズドアレイレーダー】 †
Phased Array Radar (PAR)
レーダーの一種。「位相配列レーダー」とも。
固定式の板状アンテナに、昆虫の複眼めいた無数の位相変換素子を配する。
個々の素子がそれぞれレーダーであり、全ての素子からの反応の集合として物体を捉える。
技術的前提として、全ての素子を同時に制御する高速なコンピューターシステムが要求される。
一般的なPAR(「パッシブ式」とも)では素子は単なるアンテナであり、別途に送受信機が存在する。
これに対し、個々の素子に送受信機を内蔵するものはアクティブフェイズドアレイレーダーとして区別される。
システム全体の形状や設置箇所を比較的自由に設計でき、艦艇や戦闘機のステルス性に寄与する。
レーダー照射の波長や方向を素子ごとに個別に制御できる。
これにより、レーダー自体を機械的に回転させなくても広い“視野”を確保できる。
速くとも数秒かかる機械的な動作はなく、電気的な制御だけでほぼ瞬時に全周を走査できる。
「高速飛行する不特定多数のUFOの位置を個別に把握する」などという難易度の高い走査には必須の機能である。
また、デジタル制御によって、敵のレーダー警戒装置を欺瞞する電子戦も可能になる。
警戒されやすい一定波長の強い電波を避け、多種多様な弱い電波の集合として影像を捉える事が多い。
MIM-104パトリオットのレーダー車。