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*&ruby(ふぁるこんななまるなな){【ファルコン707】}; [#t8b675b7]
イスラエルの[[IAI]]社が、[[B707]]をベースに製作した[[AWACS>AWACS（航空機）]]。~
ファルコン（PhALCon）とはPhased Array L-band Conformal Radarの略称である。~
PhALCon 707
イスラエルの[[IAI]]社が製作した[[AWACS]]。~
『ファルコン』は「[[フェイズドアレイ>フェイズドアレイレーダー]]Ｌバンド[[コンフォーマルレーダー]]（Phased Array L-band Conformal Radar）」の略称。~
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大きく膨らんだ機首が特徴で、[[アクティブ・フェイズドアレイ・Lバンドレーダー>アクティブフェイズドアレイレーダー]]や[[コンフォーマルアレイレーダー]]などの最新技術を組み込んだEL-2075早期警戒システム((性能は[[戦闘機]]クラスを370km、[[ヘリコプター]]クラスを180kmで探査可能である。))を搭載している。~
PhA素子を使用したレーダーアンテナを搭載した事で既成機種のようなレドームを使用せずにすみ、機体や機器の稼働率と信頼性の向上、運用コストの低減を実現している。((これは、かつて英国が[[BAe]]「ニムロッド」[[哨戒機]]をベースに試作した[[早期警戒機]]「ニムロッドAEW」と同じコンセプトである。ただし同機と異なり、後部にはアンテナが装備されていない事から探査範囲は機体前方260度に限られている。))~
原型機[[B707]]からの改修機で、大きく膨らんだ[[機首]]が特徴。~
エルタ・システムズ社製EL/M-2075早期警戒システムに、Lバンド[[アクティブフェイズドアレイレーダー]]を搭載している。~
[[戦闘機]]を370km、[[ヘリコプター]]を180km先から検出可能で、同時に60-100個の目標を追尾できる。~
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海外ではイスラエル空軍のほかにチリ空軍が運用している。
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[[コンフォーマルレーダー]]アンテナを搭載しているため[[レドーム]]を持たず、これにより機体や機器の[[稼働率]]と信頼性の向上、運用コストの低減を実現している。~
[[イスラエル空軍>イスラエル軍]]では[[E-2C>E-2]]に更新されて退役済み。現在はチリ[[空軍]]のみ（EB-707「コンドル」と呼称）で運用されている。~
**スペックデータ [#de5dc839]
|乗員|19名|
|全長|48.4m|
|全高|12.9m|
|全幅|44.4m|
|主翼面積|283.4�|
|主翼面積|283.4m^2|
|空虚重量|80,000kg|
|最大離陸重量|150,000kg|
|エンジン|[[P&W>プラット＆ホイットニー]] [[JT3D-3BT>JT3D]][[ターボファン]]（推力80kN）×4基|
|エンジン|[[P&W>プラット＆ホイットニー]] [[JT3D-3BT>JT3D]][[ターボファン]]（[[推力]]80kN）×4基|
|速度&br;（最大/巡航）|475kt/421kt|
|[[海面上昇率>上昇率]]|N/A|
|[[実用上昇限度>上昇限度]]|N/A|
|[[航続距離]]|N/A|
|最大探知距離|200nm|
|方位角|0ﾟ〜360ﾟ|
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