【ピューマ】(ぴゅーま)

Sud-aviation SA330 Puma
フランスのシュド・アビアシオン社(現ユーロコプター)が開発したターボシャフト双発の汎用ヘリコプター
中型機のアルーエト3?や、超大型機のシュペルフルロン?を保有していたフランス軍であったが、その間を埋める輸送効率に優れたヘリコプターを欲したことから、1962年に本機の開発が発注された。

1965年に初飛行した機体は、同時期のCH-53と同様、胴体横にスポンソンを持ち、その中に引き込み式のランディングギアを内蔵するという、現代のシングルローター式大型ヘリコプターの基本形とも言うべき構造を確立した。

従来の輸送ヘリコプター?よりも洗練されコスト・パフォーマンスに優れていたため、大型ヘリコプターとしては軍民問わず多くのセールスを獲得した。
またイギリス空軍やルーマニア空軍では、現地でライセンス生産された機体が制式採用された。

現在では後継型のシュペルピューマおよびクーガーが生産されている。


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