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*&ruby(ひゅーみんと){【ヒューミント】}; [#u023bdbc]
human intelligence(HUMINT)

人間やメディアを媒介とした諜報活動である。~
合法活動((あくまでも「ヒューミント」は人的情報収集''技術''のことであるため、民間でも優れた技術を有するところも多い。))や捕虜の尋問なども含むため、必ずしも[[スパイ活動>スパイ]]を指すわけではない。
人間やメディアを媒介とした情報収集と分析の技術。~
合法的な活動((極端な例を挙げれば、喫茶店に友達を呼んでの世間話、街角でのアンケート調査、交差点での交通量調査なども含まれる。))や条約に則った捕虜の尋問なども含むため、必ずしも[[スパイ活動>スパイ]]を指すわけではない。~
技術的にも諜報機関の独壇場ではなく、探偵や調査会社など優れた技術を有する民間企業も多い。

ヒューミントにはリーガル((Legal―合法員))とイリーガル((Ilegal―非合法員))という二つの活動が存在する。~
前者は外交官や[[駐在武官]]によるヒューミントを言う。~
後者は国境を密かに越境したり、身分を偽ったり何かしらの違法手段で、不法入国をしてのヒューミントを言う。~
しかしいくらリーガルであっても活動や手法が違法であるとみなされた場合は、[[ペルソナ・ノン・グラータ]]が言い渡される場合がある。
>ただし、優れた探偵・調査会社などの活動がどこまで「合法」なのかと問われれば疑問の余地はある。~
実際、ヒューミントの手法を企業秘密と定めている場合も多い。

[[スパイ]]活動においては、ヒューミント担当は「合法要員」と「非合法要員」に大別される。~
「合法要員」は外交官や[[駐在武官]]が担当し、半ば公の情報交換、本国への分析報告などを担当する((活動内容が合法の枠を越えた場合、[[ペルソナ・ノン・グラータ]]が言い渡される場合がある。))。~
「非合法要員」は存在自体が犯罪であり、密入国した[[特殊部隊]]か、脅迫や賄賂などで転向した現地人が担当する。~


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