【バトル・オブ・ブリテン】(ばとるおぶぶりてん)

第二次世界大戦中の1940年7月〜10月頃に行われたイギリス本土防空戦。
レーダーによる初めての近代防空戦の始まりと言われている。

フランスでの大敗にも関わらずイギリスは徹底抗戦の意思を示したため、ドイツはイギリスへの逆上陸を決定。この準備段階として、ドイツ空軍はドーバー海峡付近を往来するイギリスの船舶に対して攻撃を開始したためイギリス空軍と激しい戦闘となった。しかし、質・量ともに圧倒的な空軍力を誇るドイツには抗し難く8月中旬には遂に本土爆撃を許すこととなった。
ドイツはこの機にイギリスの空軍力を完全に壊滅させようと、徹底的に空軍基地を目標として連日猛爆撃を加えた。 事実、これによりイギリス空軍は壊滅寸前に陥ったが、突然都市部に目標を変更した事によって息を吹き返した。 その後、ドイツが作戦ミスで爆撃隊に大損害を受けたことで上陸作戦は無期延期されることになった。


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