【ハンターキラー】(はんたーきらー)

Hunter Killer.
索敵する機体(ハンター)と、攻撃する機体(キラー)を分け、2種混成の編隊で作戦行動を行う事。

基本的に、1機の搭載量索敵と攻撃を兼任する事ができない場合にのみ行われる。
そうでないなら1機で任務を行うか、役割を入れ替え可能な編隊を構成した方が効率が良い。
特に、ハンターキラーは整備上の問題から稼働率が低くなりがちである。
ハンターとキラーのどちらか片方が故障すると、健在な相方も稼働できなくなるからだ。

関連:マルチロールファイター

湾岸戦争におけるワイルドウィーゼル任務
ハンターはF-4G地対空ミサイルレーダー波を探知する。
キラーはF-16。ハンターからの指示を受けてAGM-88を発射し地対空ミサイルを破壊する。
1940〜1950年代における米空母航空隊による対潜哨戒機
TBM「アベンジャー」雷撃機を転用した哨戒機を2機用意。
このうち1機にソナーを搭載してハンターとし、もう1機に爆雷を搭載してキラーとする。
単機で探知・攻撃の両方ができるS-2の登場により廃れた。

トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS