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*&ruby(のっくだうんせいさん){【ノックダウン生産 】}; [#m2e5f19a] [[ライセンス生産]]の形態のひとつで、オリジナルを製造するメーカーから半完成状態で納入を受け、仕上げの組み立てのみ行うもの。~ 作業工程が少ないので、全て自前の場合より手間が掛からずコストも安いが、技術力の向上はさして期待できない。~ *&ruby(のっくだうんせいさん){【ノックダウン生産】}; [#m2e5f19a] Knock down Production.~ ~ 近年の[[戦闘機]]の様に、[[アビオニクス]]や火器管制装置などに機密性の高い技術を採用することが多い[[兵器]]に於いては、輸出取引などの際に、([[リバースエンジニアリング]]による他者への技術流出を防ぐため)そうした部分をブラックボックス化した組み立て済みユニットとして扱うことで、ノックダウン生産による取引を成立させることが多い。~ 工業製品の[[ライセンス生産]]を行う際の業態の一つ。~ 部品類の全てをライセンス元から一括購入し、組み立ての工程と販売だけを行う。~ 解体(Knock down)と称するが、ライセンス元で実際に組み立ててから解体するわけではない。~ ~ 現地生産者の作業工程とコストが大幅に削減される反面、[[RE>リバースエンジニアリング]]による学習の余地は少ない。~ 逆に言えば、[[RE>リバースエンジニアリング]]が阻害されるため、ライセンス元の技術的優位が比較的長く保たれる。~ ~ 例えば特定の部品の製造法(([[アビオニクス]]([[ベトロニクス]])や[[火器管制装置]]など、電算系の部品である場合が多い。))を秘匿したい場合、その部品を予め組み立ててから渡す事ができる。~ 現地で部品を組み立てないのなら、現地生産者がその部品について深く知る機会もないからだ。~ ~ 関連:[[ブラックボックス]]