【ドレッドノート】(どれっどのーと)

Dreadnought(「恐れるものはない」の意)

  • 1
    1906年にイギリス・ポーツマス工廠で建造された戦艦ド級の語源となった。
    当時は、何kmも先にいる敵艦と撃ちあうなどということが現実的ではないとされ、またそれに必要な大口径の砲も扱いにくく実用に耐えうるものではないだろうと思われていた。そのため各種口径の砲を混合搭載することが一般的であった。
    しかし、日露戦争において日本海軍が遠距離射撃を行った実績が注目され(これについては諸説あり)、12インチ砲10門・3インチ砲24門・18インチ魚雷発射管5基を装備し、かつ11インチの装甲という当時は桁外れの重武装、重装甲戦艦が完成することとなった。
    注目すべき点は、主砲塔5基のうち3基を中心線上に配置したことにより、右舷・左舷両面に対して砲撃できるようになったことで、以降の戦艦は少なからずこの配置を採用している。
    世界はこれにより一気に大艦巨砲主義という方向に流れだし、列強各国は建艦競争に突入して行くこととなる。


    スペックデータ
    排水量:17,500t
    全長:160m
    全幅:---m
    主機:---
    吃水:---m
    出力:24,700hp
    武装:12インチ連装砲5基、3インチ連装砲12基、18インチ魚雷発射管5基
    最大速力:21.0kt
    航続距離:---浬
    乗員定数:800名


  • 2
    1963年に就役したイギリス海軍初の攻撃型原子力潜水艦。アメリカ海軍のスキップジャック?級を参考に建造された。
    しかし、その船体は涙滴型ではなく旧式の鯨型を採用するなど保守的な設計であった。また、原子炉はアメリカ製である。
    実験的意味合いが大きかった艦であるため同型艦はなく、以後量産されたのはヴァリアント?級である。
    武装は533mm魚雷発射管6基。

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