【ドレッドノート】(どれっどのーと)

Dreadnought(「恐れしらず」の意)

1963年に就役したイギリス海軍初の攻撃型原子力潜水艦
アメリカ海軍スキップジャック?級を参考に建造された。
しかし、その船体は涙滴型ではなく旧式の鯨型を採用するなど保守的な設計であった。また、原子炉はアメリカ製である。
実験的意味合いが大きかった艦であるため同型艦はなく、以後量産されたのはヴァリアント?級である。

1980年、原子炉の二次冷却水漏出事故を起こしたのを契機に解役。
現在はロスサイスの工廠にて、船体が帯びた放射能が消失するまでの無期限保管となっている。

性能諸元
艦番号S101
艦名ドレッドノート(HMS Dreadnought)
主造船所ヴィッカース・アームストロング
起工1959.6.12
進水1960.10.21
就役1963.4.17
退役1982.
その後ロスサイスで保管中
船型鯨型
排水量
(水上/水中)
3,556t/4,064t
予備浮力14.4%
全長81m
全幅9.8m
吃水7.9m
主機ウエスティングハウス S5W型加圧水型原子炉×1基
ギアード蒸気タービン×2基
推進器×1軸
出力15,000shp/11MW
速力
(水上/水中)
20kt/28kt
乗員88名
兵装533mm艦首魚雷発射管×6門(魚雷24本)



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