【ドーファン】(どーふぁん)

Aerospatiale SA360 Dauphin.仏語でイルカの意。
フランスのアエロスパシアル社(現ユーロコプター)が開発した単発の汎用ヘリコプター

アルーエト3?の後継となることを期待して開発され、1972年に初飛行した。
ガゼルをやや大型化したような形状で、その最大の特徴であるフェネストロンを継承している。
メインローターを4枚ブレードに拡大するとともに、ローターハブはその後同社製品の特徴となるスターフレックス型を採用した。
着陸装置も固定型尾輪式ランディングギアとなった。
速度性能に優れ、1973年にはEld級(全備重量1,750〜3,000kg級)での世界記録を樹立した。

しかし民間向け中型機としてはキャビンの大きさが中途半端で販売数が伸びず、また軍用型はリンクスとの競争に敗れて採用されなかったため、アルーエト3?の後継市場を獲得するには至らなかった。
結果、量産機数が100機に満たないうちにドーファンの製造は中止されてしまう。
アエロスパシアルはドーファンを双発化して搭載能力を拡大し、民需にターゲットを絞ったドーファン2によって再起をはかることになる。

ドーファンのバリエーション:


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