【ディーゼルエンジン】(でぃーぜるえんじん)

レシプロエンジンの一種で、圧縮した空気の中に燃料を噴射することにより、その圧力で自然発火させる仕組みのもの。
燃料として、車両では重油を、それ以外では軽油を用いる場合が多い。

特長としては、熱効率が高いので燃費が安く、酸素消費量や二酸化炭素排出量も少ないことが挙げられる。またガソリンを用いないので、火災の危険も少ない。
反面、自然発火のため不完全燃焼を起こしやすく、窒素酸化物や黒煙などの環境汚染物質を多く排出する。

戦車を含む各種大型車両、潜水艦などの各種艦船、小型の発電機など、応用範囲は非常に広い。
特にターボチャージャー付きの大出力ディーゼルエンジンは、日本の得意とするところである。


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