【テキサスタワー乱射事件】(てきさすたわーらんしゃじけん)

1966年、アメリカ合衆国のテキサス大学オースティン校で発生した銃乱射事件。
同校の学生が狙撃銃を持って時計台に侵入し(この時に受付嬢と見学者を射殺している)、展望台に籠城して通行人を無差別に狙撃

地元のオースティン警察が出動するも、犯人が元アメリカ海兵隊の一級射手であったため、高所からの狙撃に為す術なく状況が膠着。
96分に渡る対峙の末、警官が地下水道から時計台に突入して犯人を射殺し、事件は収束した。
最終的な死亡者は警官を含めて15〜20名、負傷者31名。

以下に挙げる死者は死者数に計上するかどうかが文献によって異なる。

  • 時計台への侵入以前に犯人に殺害された2名(犯人の妻と母親)
  • 病院へ搬送され、銃創の治療後に後遺症で死亡した1名
  • 胎児1名
  • 警官に射殺された犯人1名

この事件の教訓は、後に警察特殊部隊SWAT)が創設されるきっかけの一つとなった。


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