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*&ruby(ているすとらいく){【テイルストライク】}; [#w02e37af]
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離着陸時に、[[迎え角]]を取りすぎて尾部を[[滑走路]]に接触、「しりもち」させてしまうこと。~
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1985年の「[[日本航空123便墜落事故]]」では、当該事故機がかつてこの事故を起こした際、損傷した圧力隔壁の点検・修理が不完全であった((そのため、通常の運航で離着陸を繰り返しているうちに損傷が拡大し、最終的には隔壁破壊から操縦系統が破壊されて操縦不能となった、としている))として事故発生の遠因とされた。
[[航空機]]の機体尾部が何かに衝突する事故。~
通常、[[着陸]]・[[着陸]]時に[[迎え角]]を大きく取りすぎて[[滑走路]]に衝突する事を指す。~
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[[飛行機]]はその構造上、後方下部が[[バイタルパート]]になっている事は少なく、テイルストライクが即座に[[墜落]]や爆散を引き起こす可能性は低い。~
しかし、高空の低気圧から[[キャビン]]を守る圧力隔壁が損壊するため、適切に補修しないと気圧差で亀裂が広がるなどして重大な故障につながる場合がある。~
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[[ヘリコプター]]、特に尾部に[[テイルローター]]を持つ機種ではテイルストライクは重大事故に直結する([[テイルローター]]が故障すると操作不能に陥る)。~
対策として、[[テイルローター]]を衝突から保護するためのバンパーや[[ベントラルフィン]]を設けられている機種も多い。~
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関連:[[日本航空123便墜落事故]]


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