- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- チャフ へ行く。
- 1 (2004-01-07 (水) 20:28:59)
- 2 (2004-01-08 (木) 01:45:36)
- 3 (2004-01-08 (木) 20:36:02)
- 4 (2004-01-08 (木) 20:36:02)
- 5 (2004-01-08 (木) 20:36:02)
- 6 (2004-04-05 (月) 19:12:46)
- 7 (2007-09-12 (水) 22:34:08)
- 8 (2008-03-21 (金) 12:22:40)
- 9 (2011-09-15 (木) 21:49:03)
- 10 (2012-07-13 (金) 19:58:29)
- 11 (2013-04-22 (月) 22:04:21)
- 12 (2013-12-22 (日) 07:29:52)
- 13 (2020-08-08 (土) 11:19:17)
【チャフ】 †
Chaff.
ECMのひとつで、敵方のレーダーを欺瞞するための妨害片。
アルミ箔のようなものと誤解されることが多いが、アルミやグラスファイバーなどで作られた短冊状の物体であり、Chaffという名は干し草のようであるから付けられた名称である。
これを空中に放出することで妨害片の雲を形成、レーダー波を乱反射させ、そこに標的が存在すると誤認させる。妨害片の有効な長さはレーダー波の波長の半分といわれており、探知したレーダー波に応じて適切な長さに切りきざみながら放出する装置もある。
たいていの現代戦闘機が標準装備するチャフディスペンサーは、あらかじめ設定されたいくつかの波長パターンにあわせた、およそ数十の円筒形(もしくは直方体)ユニットを搭載し、照射されているレーダー波に最も適したユニットを自動的に放出する。
大きく分けて、水上艦や航空機がレーダー誘導ミサイルに追尾された場合にオトリとして放出するものと、専門のチャフシップ機によって一定の空域に放出し敵レーダー網を無効化させるものがある。
第二次世界大戦時にイギリス軍が初めて実戦使用(チャフコリドー)し、以後急速に普及した。
関連:フレア