【チェックイン】(ちぇっくいん)

check-in.

何かを所定の管理下に入れる際の手続きの事。
例えばホテルに宿泊客が到着したり、航空機管制官と連絡を取って指示を受け始めるなど。
これに対し、管理下から離脱する事を「チェックアウト」と言う。

旅客機のチェックイン

旅客機では、乗客の搭乗手続きを「チェックイン」と呼ぶ。
これは航空会社の管理下での手続きのみを指し、国策による通関・検疫・出国審査などは含まない。

空港では各航空会社ごとにチェックインの手続き窓口を設置する。
また、空港に接続する鉄道路線の駅構内・バスターミナル・ホテルなどに窓口を設置する場合もある。
乗り継ぎが発生する場合は最初の出発地で全ての手続きをまとめて行い、中継地ではチェックインを行わない。
電子航空券では顧客が操作する自動チェックイン機での手続きや、webサイト上のオンラインで手続きを行う事もできる。

乗客は受付窓口または自動チェックイン機で航空券照会・本人確認を行い、問題なければ座席が決定され、搭乗券が発行される。
この時、車椅子・ベビーカー・幼児用座席・身体障害者への乗降支援なども確認の上で手配される。

また、荷物についても審査を受ける。空輸禁制品については廃棄処分するか、有償で空港施設内に保管する事になる。
空輸可能だが客室に持ち込めない荷物については係員に預けて機体の貨物室に運び込まれる。

旅客機における個人荷物の輸送については航空会社ごとに料金の規定がある。
一般的な手荷物程度なら無償で預かるのが一般的だが、格安航空会社では“無償枠”が小さく、貨物料金が別途請求される場合が多い。

受付後に手続き・搬入作業などが必要なため、それらの作業を出発時刻までに終えられない時刻になると受付が締め切られる。
国際線ではおおむね出発1時間前で締め切り。出国手続きのない国際線では20〜30分前までチェックインを受け付ける事が多い。

関連:マイレージサービス フレックストラベラー


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS