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*&ruby(たんかりんぐ){【タンカリング】}; [#n9938486]
国際線を運航する[[旅客機]]・[[貨物機]]が、ある特定の国を往復する[[フライト]]において、燃料費が安い方の[[空港]]で往復分の[[燃料]]を給油し、燃料費の高い方の空港では給油を行わないようにする方式のこと。~
もしくは燃料費の安い国で燃料を満載し、帰国後に長距離路線に転用すること。~
[[旅客機]]・[[貨物機]]が、[[フライト]]に必要な量より多くの[[燃料]]を搭載して飛ぶ事。~
~
通常、[[旅客機]]や[[貨物機]]は、重量の増加による燃料の余分な消費を抑えるため、燃料は通常の飛行に必要な分+若干の予備分しか搭載しないことが普通である。~
ところが、燃料費の安い地域で余分な燃料をあえて給油すれば「燃料消費量自体は増えても、航空会社の支払う燃料費は差し引きで安くなる」という計算が成り立つ。~
自重が増える事で[[燃料]]消費量も増えるため、普通は効率が悪い。~
しかし[[燃料]]の価格には地域格差があるため、相場の高い地域での給油を避ける事で燃料代が安く済む場合がある。~
~
しかし、近年では環境意識が向上していることもあって、余分に燃料を燃やす事によって二酸化炭素の排出量が増加する、という面で問題視される事もある。
関連:[[燃油サーチャージ]]


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