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*&ruby(たーびんいりぐちおんど){【タービン入口温度】}; [[タービンエンジン]]において、燃焼室から出て排気タービンに吹き付ける燃焼ガスの温度。~ *&ruby(たーびんいりぐちおんど){【タービン入口温度】}; [#r9ff3f98] [[ガスタービン]]において、燃焼室から出て[[排気タービン]]に吹き付ける燃焼ガスの温度。~ 一般的に、この温度が高いほど[[エンジン]]としての効率が高いとされている。~ 現代では摂氏1,550度程度が実用上の安全限界で、この性能はおおむね[[タービンブレード]]に依存する。~ ~ また、燃焼温度が高いと有害な窒素酸化物が発生したり、[[赤外線]]探知に見つかりやすくなるといった弊害もある。~ このため、タービン通過直後の排気に外気を混合して排気ガスの温度を下げるなどの対策も採られる。~ ただし高いタービン入口温度を実現するためには、高度な熱設計と、高温に耐えうる材質が必要になる。~ また、燃焼ガスの温度が高いと有害なNOx(窒素酸化物)が生まれてしまったり、軍用機の場合は[[赤外線誘導]]式の[[ミサイル]]に狙われやすくなるといった弊害もある。