【ソニック・クルーザー】(そにっく・くるーざー)

Sonic Cruiser.
2000年代、ボーイング社がB747の次世代型(B747-500/600)に代わる機体として開発を計画していた旅客機
B767と同等の300人程度の乗客を乗せ、遷音速域(マッハ0.95〜0.98)で飛行する事を設計目標としていた。

しかし、発表された計画案が異様に不明瞭であったため顧客の不審を買い、計画は凍結。
代わりにB7E7?(後にB787として実用化)が開発される事になった。

その経緯から、本機の計画自体が「エアバス社を牽制するために偽造されたペーパープランであった」と疑う向きもある。
この点についてボーイング社は「新型機の情報が新聞社に漏洩したため、検討中の計画を急遽発表する事にした」と説明している。

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Photo:Boeing


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