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*&ruby(せんちゅりーしりーず){【センチュリーシリーズ】}; [#ha822596]
[[アメリカ空軍]]が1950〜60年代に制式採用した、F-100〜F-109までのFナンバーが振られたジェット[[戦闘機]]の総称。~
(航空機の開発にかかる期間とコストが上昇した)いまではとても考えられないような超ハイペースで設計・開発され、そのうち以下の6機種が実用化された。~

-ノースアメリカン[[F-100]]スーパーセイバー~
-マクダネル[[F-101]]ブードゥー~
-コンベア[[F-102]]デルタダガー~
-ロッキード[[F-104]]スターファイター~
-リパブリック[[F-105]]サンダーチーフ~
-コンベア[[F-106]]デルタダート

世界初の超音速機を「[[F-100]]」という区切りの良い数字にするため、F-90番台を割り振られた機体のほとんどは試作機や概念研究機などといった「穴埋め」的なものとされ、のみならず、[[地対空ミサイル]]や[[空対空ミサイル]]にまで「F-98」(後の[[AIM-4]]「ファルコン」空対空ミサイル)、「F-99」(後のCIM-10「ボマーク」長距離地対空ミサイル)というFナンバーが振られていた。((これは当時「ミサイル」という兵器の種別がなく、暫定的に既存の「飛行する兵器」の分類に組み入れようとして「[[無人戦闘機>無人機]]」という名目にしたためでもある。&br;  同様の理由で、一時期は[[弾道ミサイル]]や[[巡航ミサイル]]にも「[[無人爆撃機>無人機]]」の名目でBナンバーが振られていた。))~
世界初の超音速機を「[[F-100]]」という区切りの良い数字にするため((ただし、同機がそうなったのは「結果論」であり、この説の信憑性には疑問が持たれている。))、F-90番台を割り振られた機体のほとんどは試作機や概念研究機などといった「穴埋め」的なものとされ、のみならず、[[地対空ミサイル]]や[[空対空ミサイル]]にまで「F-98」(後の[[AIM-4]]「ファルコン」空対空ミサイル)、「F-99」(後のCIM-10「ボマーク」長距離地対空ミサイル)というFナンバーが振られていた。((これは当時「ミサイル」という兵器の種別がなく、暫定的に既存の「飛行する兵器」の分類に組み入れようとして「[[無人戦闘機>無人機]]」という名目にしたためでもある。&br;  同様の理由で、一時期は[[弾道ミサイル]]や[[巡航ミサイル]]にも「[[無人爆撃機>無人機]]」の名目でBナンバーが振られていた。))~
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また、[[海軍>アメリカ海軍]]が使用していた大型[[艦上戦闘機]]・マクドネル[[F4H>F-4]]「ファントム2」を空軍でも採用することになった折、(当初は[[機体命名法]]が海軍と空軍で違っていたため)空軍型にはこのシリーズからの連番で「[[F-110]]」というナンバーが与えられたが、後に名称統一により「F-4C」に改められた。((海軍型の「F4H」は「F-4A/B」となった。))


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