*&ruby(せすないちななに){【セスナ172】}; [#m5e3eb87]
Cessna 172 "&ruby(スカイホーク){Skyhawk};"((当初は「セスナ172」の名前で販売されていたが、現在は「スカイホーク」の名前で販売されている。)).~
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アメリカの[[セスナ・エアクラフト]]社が1950年代から開発・生産・販売している[[単発>単発機]][[レシプロ>レシプロエンジン]][[軽飛行機]]。~
前作の「モデル170」をベースに、[[降着装置]]を[[尾輪式]]から[[前輪式]]に改め、[[主翼]]の外板を[[布]]製から金属製に変更した。~
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1955年に試作機が[[初飛行]]し、翌年から顧客への引き渡しが開始。~
以後、数々のバリエーションが生産され((特に1960年代は自動車と同様、毎年のようにモデルチェンジを繰り返していた。))、現在までの総生産数は45,000機以上に達している。~
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製造数が多いため、[[練習機]]や撮影用の事業用機から個人所有の遊覧機まで[[ゼネラル・アビエーション]]での採用が多い。~
これは[[高翼]]式のため安定性が高く、習熟した操縦教官や[[整備士>航空整備士]]が多いため操縦学校で多く採用されており訓練を受けた人間が多いこと、中古機やアフターパーツが豊富に流通しており価格が安いことなどが主な要因となっている。~
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また、[[軍用機]]としても採用されており、「T-41『メスカレロ』」の[[型式]]で呼ばれている。~
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**スペックデータ（172R） [#c5fbcb77]
|乗員|1名|
|乗客数|3名|
|全長|8.28m|
|全高|2.72m|
|翼幅|11m|
|翼面積|16.2��|
|アスペクト比|7.32|
|翼型|NACA 2412|
|空虚重量|767kg|
|総重量|1,111kg|
|[[燃料]]容量|212L|
|[[エンジン]]|ライカミング IO-360-L2A 水平対向4気筒×1基（出力160hp（120kW））|
|[[プロペラ]]|金属製2枚翅固定ピッチプロペラ|
|[[巡航速度]]|226km/h|
|[[失速]]速度|87km/h（エンジン停止、[[フラップ]]下げ）|
|超過禁止速度|302km/h（指示[[対気速度]]（IAS））|
|[[航続距離]]|1,289km（予備45分、出力55％、高度12,000ft）|
|[[上昇限度]]|4,100m|
|[[上昇率]]|3.66m/s|
|[[翼面荷重]]|68.6kg/��|
|[[アビオニクス]]|オプションでガーミン（Garmin）G1000 [[グラスコックピット]]を装備可能|
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