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*&ruby(ずむうぉると){【ズムウォルト】}; [#n3dc5d62]
USS Zumwalt(DDG-1000).~
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[[アメリカ海軍]]が、[[アーレイ・バーク級駆逐艦>アーレイ・バーク(駆逐艦)]]の後継として計画・建造した[[ミサイル駆逐艦>駆逐艦]]。~
[[アメリカ海軍]]が、[[アーレイ・バーク級駆逐艦>アーレイ・バーク(駆逐艦)]]の後継とすべく計画・建造した技術実証艦。~
分類上は[[ミサイル駆逐艦>駆逐艦]]に類する。~
艦名は第19代アメリカ海軍作戦部長を務めたエルモ・ズムウォルト・ジュニア[[大将]](1920年生〜2000年没)にちなむ。~
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本艦の開発の源流は、1980年代末に提唱された「打撃[[巡洋艦]]」構想に端を発する。~
この構想は1990年代になって「アーセナル・シップ」として具現化され、従来の「オリヴァー・ハザード・ペリー」級[[フリゲート]]・[[タイコンデロガ]]級[[ミサイル巡洋艦>巡洋艦]]・[[スプルーアンス]]級[[ミサイル駆逐艦>駆逐艦]]を代替する「SC-21」計画として開発が始まった。~
当初は同一の設計に基づいて、巡洋艦の代替となる「CG-21(CG(X))」とフリゲート・駆逐艦の代替となる「DD-21(DD(X))」が開発される予定であったが、[[金の壁]]に直面して計画は全面的に見直され、「CG(X)の建造に伴う技術実証艦」として建造されたのが本艦である((しかしその後、CG(X)はキャンセルとなり、アーレイ・バーク級駆逐艦の増備で補うこととされた。))。~
本艦の開発の源流は、1980年代末に提唱された「[[打撃巡洋艦>巡洋艦]]」構想に端を発する。~
この構想は1990年代になって「[[アーセナル・シップ]]」に発展し、旧来の[[ミサイル艦]]を代替する「SC-21」計画として開発が始まった。~
本艦はその技術実証艦として建造された。~
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船体は高度な[[ステルス]]性を持つタンブルホーム船型となり、強力な[[C4ISR]]や対地射撃能力を備えており、[[排水量]]は往時の[[前ド級]][[戦艦]]に匹敵する約15,000トンまで大型化された。~
また、アメリカ海軍の水上戦闘艦としては初の[[統合電気推進]](IPS)を採用している。~
船体は高度な[[ステルス]]性を持つタンブルホーム船型。[[排水量]]は約15,000トンに達し((戦後製の水上戦闘艦では、ロングビーチ級原子力ミサイル巡洋艦(17,525t)に次ぐ。))、往時の[[戦艦]]やボルチモア級[[重巡洋艦]]に匹敵する。~
強力な[[C4ISR]]と対地射撃能力を備えると共に、アメリカ海軍の水上戦闘艦としては初の[[統合電気推進]](IPS)を採用している。~
艦の規模が[[駆逐艦]]の範疇から逸脱した(([[満載排水量]]で見れば、「[[巡洋艦]]」である[[タイコンデロガ級>タイコンデロガ]]をも上回る。))ため、艦長には大佐をもって充てる事とされた。~
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しかし、それらの高度技術を盛り込んだために[[金の壁]]に直面し、当初の調達予定(30隻前後)から大幅に削減された3隻(本艦と同型艦2隻)で調達終了となることが決まっている。~
以後はアーレイ・バーク級の増備で補われることになる。~
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しかし、アメリカの国防予算の削減と、それ以前の段階で贅沢すぎる設計から[[金の壁]]に直面し、計画は暗礁に乗り上げた。~
当初の調達予定は30隻前後であったが、実際には3隻で調達終了。不足分は[[アーレイ・バーク級>アーレイ・バーク(駆逐艦)]]を増産して補う事とされた。

**スペックデータ [#t8dc4c23]
|[[満載排水量]]|14,797t|
|全長|183m|
|全幅|24.5m|
|喫水|8.4m|
|推進方式|[[統合電気推進]](IPS)|
|機関・電源|[[ロールス・ロイス]] [[MT30>トレント]][[ガスタービン]]発電機×2基(47,000hp/35MW)&br;ロールス・ロイス RR450ガスタービン発電機×2基(5,100hp/3.8MW)&br;非常用[[ディーゼル>ディーゼルエンジン]]発電機×複数&br;アルストムAIM((Advanced induction motor(先進誘導電動機)の略。))電動機×2基(46,400hp/34.6MW)&br;アメリカン・スーパーコンダクター社(AMSC)製HTS((High temparature superconductor(高温超電導)の略。))モーター(3番艦)&br;スクリュープロペラ×2軸|
|機関・電源|[[ロールス・ロイス]] [[MT30>トレント(エンジン)]][[ガスタービン]]発電機×2基(47,000hp/35MW)&br;ロールス・ロイス RR450ガスタービン発電機×2基(5,100hp/3.8MW)&br;非常用[[ディーゼル>ディーゼルエンジン]]発電機×複数&br;アルストムAIM((Advanced induction motor(先進誘導電動機)の略。))電動機×2基(46,400hp/34.6MW)&br;アメリカン・スーパーコンダクター社(AMSC)製HTS((High temparature superconductor(高温超電導)の略。))モーター(3番艦)&br;スクリュープロペラ×2軸|
|[[航続距離]]|N/A|
|最大速力|30.3[[ノット]]|
|乗員|106名、航空要員:36名&br;(最終的には100名以下まで削減予定)|
|兵装|AGS((Advanced Gun System(先進砲システム)の略。))62口径155mm単装砲×2基&br;Mk.44「ブッシュマスターII」30mm[[機関砲]]×2基&br;Mk.57「PVLS」[[VLS>垂直発射システム]]×20セル4基([[ESSM>RIM-162]]、[[トマホーク>BGM-109]]を発射可能)|
|[[艦載機]]|[[SH-60B/MH-60R>SH-60]] LAMPSMk.3×2機または&br;SH-60B/MH-60R×1機+[[MQ-8「ファイアスカウト」>MQ-8]][[UAV>無人機]]×3機|
|艦載艇|7m級高速型複合艇(RHIB)×2艇&br;11m級RHIB(予定)|
|[[C4ISR]]|SMC(ship's mission center)((従来の[[CIC]]機能のほか、主機操縦室や群司令部指揮所(TFCC)の機能も包括したもの。))|
|[[レーダー]]|AN/SPY-3多機能レーダー×3面1基&br;AN/SPS-73対水上/航海用レーダー×1基|
|[[ソナー]]|AN/SQQ-90統合水中戦闘システム(IUW)&br;AN/SQS-60中周波ソナー×1基&br;AN/SQS-61高周波ソナー×1基&br;AN/SQR-20多機能式曳航ソナー(MFTA)×1基|
|艦載艇|7m級高速型複合艇([[RHIB]])×2艇&br;11m級RHIB(予定)|
|[[C4ISR]]|SMC(ship's mission center)((従来の[[CIC]]機能のほか、主機操縦室や群司令部指揮所(TFCC)の機能も包括したもの。))&br;TSCEI((Total Ship Computing Environment Infrastructure.))|
|[[レーダー]]|AN/SPY-3多機能式(3面)×1基&br;AN/SPS-73対水上/航海用×1基|
|[[ソナー]]|AN/SQQ-90統合水中戦闘システム(IUW)&br;AN/SQS-60中周波(対潜探知用)×1基&br;AN/SQS-61高周波(障害物回避用)×1基&br;AN/SQR-20曳航式(MFTA)×1基|
|[[電子戦]]装備|MFEW((Multi Function Electronic Warfare.))システム(計画中)|
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**同型艦 [#xc46f522]
|艦番号|艦名|建造所|起工|進水|就役|母港|
|DDG-1000|ズムウォルト&br;(USS Zumwalt)|バス鉄工所|2011.11.17|2013.10.28|2016.10.15|サンディエゴ|
|DDG-1000|ズムウォルト&br;(USS Zumwalt)|バス&br;鉄工所|2011.11.17|2013.10.28|2016.10.15|サンディエゴ&br;海軍基地|
|DDG-1001|マイケル・モンスーア&br;(USS Michael Monsoor)|~|2013.5.23|2016.11.17|2018.3.予定||
|DDG-1002|リンドン・B・ジョンソン&br;(USS Lyndon B. Johnson)|~|2017.1.30|2017.予定|2019.予定||
|DDG-1002|リンドン・B・ジョンソン&br;(USS Lyndon B. Johnson)|~|2017.1.30|2018.予定|2019.予定||
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