【スペイ】(すぺい)

Rolls-Royce Spey
ロールス・ロイスが開発した低バイパス型ターボファンエンジン
1950年代に、BAC1-11やHS121トライデントといった小型旅客機のために開発された。
バイパス比が低いため燃費や静粛性に劣り、高バイパス比エンジンが登場すると旅客機用としては廃れたが、軍用機用エンジンとしては多くの機種に採用された。
また、艦艇ガスタービン版である「マリン・スペイ」も、日英を中心に多数採用されている。

採用機種

民間機

  • BAC1-11: RB.163 Mk.506/511/512DW
  • HS121: RB.163 Mk.512
  • ガルフストリームII/III: RB.163 Mk.511-8
  • フォッカーF28: RB.183 Mk.155-15/15P

軍用機


*1 リヒートを装備。
*2 ガルフストリームIIIの米空軍型。
*3 アリソン(現在はロールス・ロイスに吸収)によるライセンス生産
*4 フィアット・アビオ(現アビオ)によるライセンス生産
*5 Mk.202のライセンス生産版。

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