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*&ruby(すてん){【ステン】}; [#zb81b8b7]

[[第二次世界大戦]]でイギリスが開発した[[短機関銃]]。ステンガンとも。~
ダンケルクからの撤退で武器・装備を殆ど喪失したイギリス軍の為、独軍の短機関銃であるMP40を参考に、安く速く数を揃える為にとことん生産性を重視して設計された。~
不評な点もあったものの、小さな町工場でも製造でき、弾薬は独軍の9mm弾が流用可能で、とりあえず当時の英軍には有難い兵器となり、大戦中の歩兵小火器の主力を務めた。~
**スペックデータ(Mk.II) [#k96113ac]
口径:9mm~
全長:760mm~
銃身長:196mm~
重量:3,180g~
使用弾薬:9mmパラベラム弾~
装弾数:32発(箱型弾倉)~
作動方式:シンプル・ブローバック方式/オープン・ボルト撃発~
発射速度:約500発/分~
銃口初速:365m/秒~
有効射程:46m(50ヤード)~
|口径|9mm|
|全長|760mm|
|銃身長|196mm|
|重量|3,180g|
|使用弾薬|9mmパラベラム弾|
|装弾数|32発(箱型弾倉)|
|作動方式|シンプル・ブローバック方式/オープン・ボルト撃発|
|発射速度|約500発/分|
|銃口初速|365m/秒|
|有効射程|46m(50ヤード)|
~
**主なバリエーション [#v4e697aa]
-Mk.1:初期生産型。生産工程や材質などの問題で動作不良が多かった。~
-Mk.2:Mk.1の改良型で第二次世界大戦中最も多く生産されたモデル。~
-Mk.1:~
初期生産型。生産工程や材質などの問題で動作不良が多かった。~
~
-Mk.2:~
Mk.1の改良型で第二次世界大戦中最も多く生産されたモデル。~
耐久性は向上したが、給弾不良は改善されず。~
--Mk.2(S):サイレンサー装備モデル。主に空挺部隊に配備された。~
-Mk.3:Mk.1の機関部をさらに簡易化したもの。~
-Mk.4:[[空挺部隊]]向けモデル。ストックを回転して折りたたむ事により全長を短くできた。~
-Mk.5:最終生産型モデル。木製グリップ・銃床を採用。銃剣の装着が可能。
-Mk.6:Mk.5に消音サイレンサーを装備したモデル。主に[[SAS]]に支給された。~
--Mk.2(S):~
サイレンサー装備モデル。主に[[空挺部隊]]に配備された。~
~
-Mk.3:~
Mk.1の機関部をさらに簡易化したもの。~
~
-Mk.4:~
[[空挺部隊]]向けモデル。~
ストックを回転して折りたたむ事により全長を短くできた。~
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-Mk.5:~
最終生産型モデル。~
木製グリップ・銃床を採用。[[銃剣]]の装着が可能。~
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-Mk.6:~
Mk.5に消音サイレンサーを装備したモデル。~
主に[[SAS]]に支給された。~
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***独自再設計型 [#mba7ca24]
-ステンMk.I(カナダ製):本土のMk.Iと違い木製部品を使っておらず、外観はMk.IIに近い。~
-ロータリーマグ・ステン:カナダで開発されたステンガン。マガジン投入口が下方になっており、バレルカバー前部に木製の小型グリップを装備する。~
-ステンMk.II(オーストラリア製):本土版になかったピストルグリップが機関部と弾倉投入口の下についており、MP40タイプの折りたたみストックがついたので再設計された。~
-デンマーク・ステン・タイプ短機関銃:デンマークのレジスタンスがステンMk.IIをベースに開発した短機関銃。一部パーツはオリジナルと違うものだがシルエットはステンMk.IIである。~
-ステンMk.I(カナダ製):~
本土のMk.Iと違い木製部品を使っておらず、外観はMk.IIに近い。~
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-ロータリーマグ・ステン:~
カナダで開発されたステンガン。~
マガジン投入口が下方になっており、バレルカバー前部に木製の小型グリップを装備する。~
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-ステンMk.II(オーストラリア製):~
本土版になかったピストルグリップが機関部と弾倉投入口の下についており、MP40タイプの折りたたみストックがついたので再設計された。~
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-デンマーク・ステン・タイプ短機関銃:~
デンマークのレジスタンスがステンMk.IIをベースに開発した短機関銃。~
一部パーツはオリジナルと違うものだがシルエットはステンMk.IIである。~
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