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*&ruby(じゃいろだいん){【ジャイロダイン】}; [#k3277089]
Gyrodyne.~
+Fairey FB-1 Gyrodyne~
イギリスのフェアリー社が開発した、[[ヘリコプター]]と[[オートジャイロ]]の中間的な性質を持つ[[航空機]]。~
[[転換式航空機]]に似たコンセプトを持つが、[[プロペラ]]と[[ローター]]が独立して存在する点が異なる。~
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[[オートジャイロ]]との違いは、[[プロペラ]]のみならず[[ローター]]も[[エンジン]]の[[トルク]]で回すことができることである。~
離着陸時は[[ヘリコプター]]と同様に[[ローター]]の[[揚力]]で垂直に上下する。~
巡航時には[[プロペラ]]の[[推力]]で前進し、[[ローター]]のクラッチを切って[[オートローテーション]]と[[主翼]]の[[揚力]]によって飛行する。~
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本機の外観で特徴的なのは、[[プロペラ]]が右[[主翼]]にのみ取り付けられていることである。これによって[[推力]]に加え、[[テイルローター]]のような[[アンチトルク]]を発生させる。~
当時としては[[速度]]性能に優れていたが、騒音や振動が激しいうえ、信頼性やコストに問題があり、量産されることはなかった。~
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発展型として、[[チップジェット]]を組み合わせたジェットジャイロダインや、胴体を大型化して[[プロペラ]]部分を双発化したロートダインが存在するが、いずれも実用化されていない。~
発展型として、試作2番機に[[チップジェット]]を組み合わせたジェットジャイロダインや、胴体を大型化して[[プロペラ]]部分を双発化した[[ロートダイン]]が存在するが、いずれも実用化されていない。~
また、ドイツのアントン・フレットナーが試作したFl185もジャイロダインと同様の方式であったが、実用的な能力が見込まれず、以後、フレットナーは[[交差反転ローター]]に方針転換している。~
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|>|CENTER:''スペックデータ''|
|>|CENTER:FB-1|
|乗員|1名|
|容量|乗客4〜5名|
|[[主ローター>メインローター]]直径|15.768m|
|主ローター面積|195.3��|
|全長|7.62m（機首から尾翼まで）|
|全高|3.07m|
|翼幅|5.38m|
|翼型|主翼：NACA 23018&br;ローターブレード ルート：NACA 23022&br;ローターブレード チップ：NACA 23015|
|空虚重量|1,629kg|
|最大離陸重量|2,177kg|
|[[燃料]]容量|燃料：50inp gal（60US gal、227.3リットル）&br;オイル：7inp gal（8.4US gal、31.8リットル）|
|[[エンジン]]|アルヴィス レオニデス522/2 [[空冷>空冷エンジン]]星型9気筒×1基&br;（出力520hp（390kW））|
|[[プロペラ]]|フェアリータイプCP/2/H/2/48 2枚翅可変ピッチプロペラ&br;（[[パイロット>エビエーター]]の[[ラダー>方向舵]]ペダルで制御される）|
|最高速度|230km/h|
|[[航続距離]]|399km|
|[[上昇限度]]|3,050m|
|>|CENTER:ジェットジャイロダイン|
|主ローター直径|15.8m|
|全長|7.6m|
|全高|3.1m|
|空虚重量|1,600kg|
|積載重量|2,200kg|
|エンジン|wingtip compressed air/fuel burning×2基&br;アルヴィス レオニデス空冷星型9気筒×1基|
|プロペラ|3枚翅2基|
|最高速度|224km/h|
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+[[アメリカ連邦航空局]]が定義する[[回転翼機]]の一種で、[[ヘリコプター]]としてのローターシステムとは別に前進用の[[プロペラ]]を装備するもの。~
前述のフレットナー/フェアリー式ジャイロダインのみならず、基本的に[[オートローテーション]]を用いない[[複合ヘリコプター]]も含まれる。~
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+Gyrodyne Company of America~
アメリカの航空機メーカー。[[QH-50]]の製造などで知られる。~
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【主な製品】~
--[[QH-50「DASH」>QH-50]]
--RON Rotorcycle
--GCA-2
--GCA-3 Convertiplane
--GCA-35 Gyroliner
--GCA-32 Military Convertiplane~
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