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*&ruby(しょとそうこう){【ショト装甲】}; [[レオパルト2]]の新型であるA5型の砲塔前面の増加[[装甲]]の事。~ [[スペースドアーマー>中空装甲]]の変種。~ *&ruby(しょとそうこう){【ショト装甲】}; [#l1a0ae33] Schott Panzerung.~ ~ ・[[HEAT>成形炸薬弾]]弾のスタンドオフ距離を狂わせ威力を殺ぐ（詳しくは[[中空装甲]]項を参照）~ ・小口径弾による[[複合装甲]]の能力低下（主にセラミックスの着弾の衝撃による割れ）を防ぐ~ ・[[装甲]]の隙間など、弱点となる部位の防御~ を目的としている。 ドイツの[[主力戦車]]・[[レオパルト2]]の新型であるA5型の[[砲塔]]前面に装備された、楔形の増加[[装甲]]の名称。~ [[中空装甲]]の変種。~ ~ 何を企図して装備されたものなのか公表されていないため、民間の研究者の間で議論の対象となっていた。~ しかし現在では、おおむね以下の三つの効果を狙ったものだと考えられている。 なお、以前軍事情報雑誌で取り上げられていた、"APFSDS（[[装弾筒付翼安定式徹甲弾]]）の特性を逆に利用して、被弾時にAPFSDSの進路を装甲の一番丈夫な部分に導く"というのは、 +[[中空装甲]]による[[成形炸薬弾]]からの防護 +[[機関銃]]などで繰り返し衝撃を受けた際に[[複合装甲]]が劣化するのを防ぐ +[[装甲]]の継ぎ目などの構造的弱点を補強する ・装甲厚が20mm程度であり、APFSDS弾を曲げる事ができない~ ・内部隔壁の配置がそのような構造になっていない~ **主装甲中央部への誘引効果、という誤った考え [#k6b2bc32] ショト装甲の設計意図は、長い間「[[APFSDS>装弾筒付翼安定式徹甲弾]]対策」だと考えられていた。~ ショト装甲は貫通される過程で[[APFSDS>装弾筒付翼安定式徹甲弾]]の軌道をねじ曲げ、[[装甲]]の最も強靱な部分に命中するよう誘導するのだという仮説である。~ ~ しかしその後、装甲板の厚さや内部隔壁の配置などの情報が集まった結果、この仮説はほぼ否定されている。~ 物理学的な計算を踏まえるに、ショト装甲に[[APFSDS>装弾筒付翼安定式徹甲弾]]を阻害できるような防護効果はない、というのが定説となっている。 の二点から否定される。 詳しくは、~ http://sus3041.web.infoseek.co.jp/contents/arm_var/schott_panzerung2.htm
