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*&ruby(さん・あんとにお){【サン・アントニオ】}; [#a65e6853]
LPD-17 USS San Antonio ~
[[アメリカ海軍]]の最新型[[ドック型揚陸艦]]~
艦上構造物はステルス性を考慮されている~
LPD-17 USS San Antonio.~
~
【スペックデータ】~
|[[排水量]]&br;（[[基準>基準排水量]]/[[満載>満載排水量]]）|?t/25.300t|
[[アメリカ海軍]]の最新型[[ドック型輸送揚陸艦（LPD）>ドック型揚陸艦]]。~
従来の[[ドック型揚陸艦]]の機能に加え、各種[[揚陸艦]]の機能を統合した多機能揚陸艦として開発された。~
~
大型化により積載量を増加させ、[[貨物揚陸艦>揚陸艦]]や[[戦車揚陸艦]]の機能も併せ持っている。~
艦上構造物は[[ステルス]]性を考慮しており、マストについては周囲が八角柱に近い構造のパネルにより覆われた先進型閉囲マスト/センサーとなっている。~
このマストは外部からのレーダー波を反射し、自艦の電波は透過するようになっている。~
なお、「フライト�供廚任老�造コスト圧縮のために「ステルスマスト」を廃し、アメリカ海軍艦で一般的な[[鋼材>鉄]]ラティスマストを採用している。~
~
艦後部に[[ウェルドック]]および[[ヘリコプター甲板>飛行甲板]]を持ち、ウェルドックには[[LCAC>LCAC-1]]×2隻または[[LCU]]（[[上陸用舟艇>揚陸艦]]）×1隻を収容することができ、ヘリコプター甲板および格納庫は[[MV-22B>V-22]]にも対応している。~
~
また、本艦型はアメリカ海軍の艦艇としては初めてとなる「[[メートル法>メートル]]を使用して設計された」艦でもあった((アメリカでは一般的に、度量衡の単位として国際標準のメートル法ではなくフィート・インチ法が用いられている。))。~
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現在までに11隻が就役中で、さらに2隻が建造中である。~
**スペックデータ [#oede4016]
|主造船所|エイボンデール造船所&br;（LPD-17・LPD-18・LPD-20・LPD-21・LPD-23・LPD-25）&br;インガルズ造船所&br;（LPD-19・LPD-22・LPD-24・LPD-26・LPD-27・LPD-28・LPD-29・LPD-30・LPD-31）|
|[[排水量]]&br;（軽荷/[[満載>満載排水量]]）|19,208t/25.300t|
|全長|208.5m|
|全幅|31.9m|
|吃水|7.0m|
|機関|ターボ・ディーゼルエンジン(41.600hp)×四基2軸推進|
|[[喫水]]|7.0m|
|推進方式|CODAD方式|
|機関|コルト-ピルスティク社製 16PC2-5 STC[[ターボチャージド>ターボチャージャー]]・中速[[ディーゼル>ディーゼルエンジン]]×4基&br;（10,400bhp）|
|推進器|可変ピッチ・プロペラ×2軸|
|出力|計41,600hp|
|最大速力|22[[ノット]]|
|乗員|361人(他に[[海兵隊>アメリカ海兵隊]]約720人)|
|兵装|[[Mk46 30mm機関砲>Mk44]]×2基&br;[[Mk26 12.7mm>ブローニングM2]]×2基&br;[[Mk49>RAM]]×2基|
|[[C4Iシステム>C4I]]|USQ-119C(V)7 GCCS-M &br;KSQ-1 AADS&br;SSDS Mk.2 |
|[[レーダー]]|SPS-48 3次元対空レーダー&br;AN/SPQ-9B 低空防空レーダー|
|電子&br;・対抗手段|AN/SLQ-32(V)2統合電子戦装置&br;Mk 53 Nulka 囮展開装置&br;Mk 36 SRBOC チャフ・フレア発射機|
|搭載能力|[[CH-46]]×4機または[[V-22]]×2機&br;[[LCAC-1]]×2隻または[[LCU]]×1隻&br;[[AAV7水陸両用装甲車>AAV7]]×14両|
|[[航続距離]]|8,000[[海里]]（18kt巡航時）|
|乗員|個艦要員：[[士官]]29名+[[曹>下士官]][[士>兵卒]]351名&br;上陸部隊：669名+予備人員101名|
|兵装|[[Mk.46 30mm機関砲>Mk.44]]×2基&br;[[Mk.26 12.7mm機銃>ブローニングM2]]×2基&br;[[Mk.49 21連装近SAM発射機>RIM-116]]×2基&br;Mk.41[[VLS>垂直発射システム]]×16セル（[[ESSM>RIM-161]]用、計画のみ((後日装備可能なように容積・重量の余地は確保されている。))）|
|[[C4Iシステム>C4I]]|AN/USQ-119C(V)27 JMCIS((Joint Maritime Command Information System.))&br;AN/KSQ-1 強襲揚陸指揮システム（AADS）&br;SSDS Mk.2|
|[[レーダー]]|AN/SPS-48E 3次元対空レーダー×1基&br;AN/SPQ-9B 低空防空レーダー×1基&br;AN/SPS-73(V)13 対水上捜索レーダー×1基|
|[[電子戦]]&br;・対抗手段|AN/SLQ-32A(V)2 統合電子戦装置&br;Mk.53 Nulka 連装[[デコイ]]展開装置×2基&br;Mk.137 SRBOC 6連装[[チャフ]]・[[フレア]]発射機×4基&br;AN/SLQ-25A 対魚雷デコイ装置|
|[[艦載機]]|[[CH-46]]×4機または[[MV-22>V-22]]×2機|
|搭載能力|[[LCAC-1]]×2隻または[[LCU]]×1隻&br;上陸要員として[[海兵隊員>アメリカ海兵隊]]約720名&br;[[AAV7水陸両用装甲車>AAV7]]×14両|
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**同型艦 [#rd953545]
|>|>|>|>|>|CENTER:''フライト��''|
|艦番号|艦名|起工|進水|就役|母港|
|LPD-17|サン・アントニオ&br;（USS San Antonio）|2000.12.9|2003.7.12|2006.1.14((当初は2005年に就役予定だったが、ハリケーン「カトリーナ」の影響で就役が延期された。))|CENTER:[[ノーフォーク&br;海軍基地>ノーフォーク海軍基地]]&br;バージニア州|
|LPD-18|ニューオーリンズ&br;（USS New Orleans）|2002.10.14|2004.12.11|2007.3.10|CENTER:サンディエゴ&br;海軍基地&br;カルフォルニア州|
|LPD-19|メサ・ヴェルデ&br;（USS Mesa Verde）|2003.2.25|2004.11.19|2007.12.15|CENTER:ノーフォーク&br;海軍基地&br;バージニア州|
|LPD-20|グリーン・ベイ&br;（USS Green Bay）|2003.8.10|2006.7.15|2009.1.24|CENTER:佐世保基地&br;長崎県佐世保市|
|LPD-21|ニューヨーク&br;（USS New York）|2004.9.10|2007.12.30|2009.11.7|CENTER:メイポート&br;海軍補給基地&br;フロリダ州|
|LPD-22|サンディエゴ&br;（USS San Diego）|2007.5.27|2010.5.7|2012.5.19|CENTER:サンディエゴ&br;海軍基地&br;カルフォルニア州|
|LPD-23|アンカレッジ&br;（USS Anchorage）|2007.9.24|2011.2.12|2013.5.4|~|
|LPD-24|アーリントン&br;（USS Arlington）|2008.12.18|2010.11.23|2013.2.8|CENTER:ノーフォーク&br;海軍基地&br;バージニア州|
|LPD-25|サマセット&br;（USS Somerset）|2009.12.11|2012.4.14|2014.3.1|CENTER:サンディエゴ&br;海軍基地&br;カルフォルニア州|
|LPD-26|ジョン.P.マーサ&br;（USS John.P.Murtha）|2012.6.6|2014.10.30|2016.10.8|~|
|LPD-27|ポートランド&br;（USS Portland）|2013.8.2|2016.2.13|2017.12.14|~|
|LPD-28|フォートローダーデール&br;（USS Fort Launderdale）|2017.10.13|2020.3.28|2022.7.30|CENTER:ノーフォーク&br;海軍基地&br;バージニア州|
|LPD-29|リチャード・M・マクール・ジュニア&br;（USS Richard M. McCool Jr.）|2019.4.12|2022.1.5|-|-|
|>|>|>|>|>|CENTER:''フライト��''|
|艦番号|艦名|起工|進水|就役|母港|
|LPD-30|ハリスバーグ&br;（USS Harrisburg）|2022.1.28|>|>|CENTER:-|
|LPD-31|ピッツバーグ&br;（USS Pittsburgh）|>|>|>|CENTER:-|
~
