【コンバットボックス】(こんばっとぼっくす)

combat box.
最小単位3機の戦略爆撃機編隊を数個から数十個、高度差を付けつつ緊密に配置し、一つの集団に組み上げた大編隊。ボックスフォーメーションとも。
第二次世界大戦時、アメリカ陸軍の戦略爆撃機の航空隊で広く用いられた。

各機がそれぞれ僚機の死角を補いつつ防御火力を集中する事により、敵迎撃機からの生存性の向上を目的としていた。

第二次世界大戦後は防御火力の外側から攻撃できる空対空ミサイルの発展と、 戦略爆撃機の任務が核兵器の投射に替わり、爆撃機の大編隊を必要としなくなったため、コンバットボックスは殆ど用いられなくなった。


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