【JAS39】(じぇいえーえすさんじゅうきゅう)

愛称はGripen(グリペン).
スウェーデンのサーブ社が中心となって結成されたJASグループにより、J35?ドラケン及びJ37?ビゲンの後継として設計されたマルチロールファイター

同世代の戦闘機に比べてるとどちらかというと保守的な設計と小型がゆえに搭載力こそ小さいが、高いSTOL能力と整備性を持ち、初期・運用費共に極めて低く、その他の戦闘機のおよそ1/2〜3/4程度の出費で済むとされている。
このような特殊な能力を持つためグリペンに興味を寄せている国は非常に多く、現在のところ配備国はスウェーデン軍?のみだが、売り込みも活発に行われており、いくつかの国が採用を既に決定している。

また最近ではプローブアンドドローグ空中給油装置の追加やデータリンクおよびIFF?などを換装したNATO?標準仕様のJAS39C/Dが実用化されており、さらにはアクティブフェイズドアレイレーダーIRST曳航式デコイコンフォーマルタンクなどを追加し、殆ど別の機と言っても過言では無い"SUPER-GRIPEN"が計画されている。


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