【クロースカップルドデルタ】(くろーすかっぷるどでるた)

飛行機の翼に関する設計思想の一つ。

デルタ翼主翼に、カナード翼を組み合わせる翼形。
カナード翼の発生させる渦流が主翼に当たり、低速飛行時でも高い揚力を発生させる効果がある。
静安定緩和に類する技術であり、前提としてフライバイワイヤーの操縦系統を必要とする。

ジェット戦闘機の第四世代におけるトレンドであり、特にヨーロッパ製の機体で多用された。
ただし、ステルス性を犠牲にする傾向にあるため近年の設計では退潮しつつある。

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ミラージュ4000

主な採用例


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