• 追加された行はこの色です。
  • 削除された行はこの色です。
*&ruby(がすおぺれーしょん){【ガスオペレーション】}; [#c01c14b5]

[[銃砲>ガン]]における[[回転機構]]の一種で、[[装薬]]の燃焼ガスを[[銃身]]からガスチューブと呼ばれる部品を通して取り込み、そのガスの圧力で[[ブリーチ]]を後退させる仕組み。~
弾頭が通過するまでは銃身内の取り入れ口へガスが流入しないため、それまでの間[[遊底>ブリーチ]]が後退しない事になる。~
[[銃砲>ガン]]における[[回転機構]]の一種。~
発射時に[[銃身]]で生じた燃焼ガスをガスチューブで取り込み、そのガスの圧力で[[遊底>ブリーチ]]を後退させる仕組み。~
通常はロータリーボルトロッキング等の[[閉鎖機構]]と併用される。~
弾頭が通過するまでは銃身内の取り入れ口へガスが流入しないため、機械的動作によって銃身がブレるのを遅らせる効果がある。~
~
主に連射と命中精度の両立を求められる[[自動小銃]]で採用されることが多いが、例外的に[[デザートイーグル]]などの大[[口径]][[拳銃]]にも採用される事がある。~
[[半自動式拳銃]]や[[機関銃]]で一般的な[[ブローバック]]とは、発射ガスによる薬莢への反作用を直接利用しないことで区別される。~
~
ピストンで[[ブリーチ]]へ力を伝える''ガスピストン式''((更にピストンとブリーチが一体化したデザインのロングストローク、独立したショートストロークと分類される。))と、直接ブリーチにガスを吹きつけて後退させる''リュングマン式''((「ガス直噴式」とも。リュングマンライフルで採用されていた為この呼び名がついた。))の二種類に大別される。~
主に連射と命中精度の両立を求められる[[自動小銃]]に用いられる。~
また、人間工学的に見て[[初活力]]の強すぎる銃(大型[[拳銃]]などに見られる)の反動を和らげる意図で採用される事もある。~

ピストンで[[ブリーチ]]へ力を伝える''ガスピストン式''と、直接ブリーチにガスを吹きつけて後退させる''リュングマン式''の二種類に大別される。~
このうちガスピストン式は、ピストンと[[遊底>ブリーチ]]が一体化したロングストロークと、ピストンと[[遊底>ブリーチ]]が独立したショートストロークに細分される。

>ショート・ロングの差はガスがピストンへ到達するまでの距離を指すもので、ピストン自体の動作距離を指すものではない。

主流はガスピストン式で、リュングマン式は機関部の汚れやガス圧の急激な変化など欠点が多いため、採用は少数にとどまっている。~
ただし、リュングマン式にも「部品点数が少なく、軽量に作れる」という利点があり、[[M16>M16(小銃)]]等の成功例が存在する。~
~
ちなみにショートストローク、ロングストロークというのは、ガスがピストンへ到達するまでの距離を指すもので、ピストン自体の動作距離を指すものではない。~
ただし、リュングマン式にも「部品点数が少なく、軽量に作れる」という利点があり、[[M16>M16(小銃)]]等の成功例が存在する。

関連:[[ストレートブローバック]] [[ディレイドブローバック]]


トップ 新規 一覧 単語検索 最終更新ヘルプ   最終更新のRSS