【ガスオペレーション】(がすおぺれーしょん)

ディレードブローバック?の方式の一種で、装薬の燃焼ガスを銃身から取り込み、そのガスの圧力でブリーチを後退させる仕組み。*1
拳銃以外の殆どの自動火器に採用されている*2

大別して2種類あり、一つはピストンを介してブリーチへ力を伝えるガスピストン式*3、もう一つは直接ブリーチにガスを吹きつけて後退させる
通称リュングマン式*4である。主流となっているのはガスピストン式であり、機関部が酷く汚れる事やガス圧の変化が作動に大きく影響する
事からリュングマン式は極めて少数派だが、その数少ない例の中にAR15(M16)を含む為に、『M16の作動形式』として知名度が高い。


*1 銃身内の取り入れ口へガスが流入するのは弾頭通過後である為、自然とブローバックは遅れる事になる。
*2 デザートイーグルは例外。
*3 更にピストンとブリーチが一体化したデザインのロングストローク、独立したショートストロークと分類される。
*4 リュングマンライフルで採用されていた為この呼び名がついた。

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