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【オリエンタルエアブリッジ】 †
Oriental Air Bridge.
日本の地域航空会社の一つ。本社は長崎県大村市に所在。
長崎空港をベースに、長崎県の離島などを結ぶ路線を運航している。
当社の源流は、1961年に長崎県と民間資本との出資で設立された第三セクター「長崎航空」に始まる。
以来、長崎県内の離島空港と長崎、福岡を結ぶ路線を運航してきたが、1990年代末から社長に民間航空出身者を招き入れる*4・県の出資割合を減らすなどの経営改善を進め、2001年に現在の「オリエンタルエアブリッジ」に社名を変更した。
同時に機材に従来よりも大型のDHC-8を導入し、長崎―五島福江・対馬・宮崎・鹿児島線を開設する一方、小型機で運航してきた路線を廃止または休止した。
設立以来、航空運送事業の他にゼネラル・アビエーション事業を行っており*5、現在も長崎県の防災ヘリコプターの運航を受託している。
現在は全日本空輸の子会社「ANAウイングス」から機体をリースして一部の路線の運航を行っている。
使用機材 †
- DHC-8-Q200:2機
旧式化に伴い、順次退役予定。 - DHC-8-Q400:2機
ANAウイングスからのリース機。運航される機材は日によって変わる。
*1 長崎航空として。
*2 全日本空輸との共同事業機を除く。
*3 長崎航空の時代は「NGK」であった。
*4 それまで社長職には県のOBが代々就いていた。
*5 かつては測量・航空写真撮影・長崎県の漁業取締航空機のチャーター運航などを行っていたが、大部分をエス・ジー・シー佐賀航空に譲渡している。