【オデッセイの夜明け作戦】(おでっせいのよあけさくせん) †

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2011年3月17日に採択された国連安保理決議1973において定められたリビア上空の飛行禁止区域設定のために、3月19日からアメリカ軍が行った作戦名。

アメリカ軍はイギリス軍と連携し、飛行禁止区域の設定を容易にするための地中海に配置されている駆逐艦などからトマホーク約110発を地中海沿岸のリビア軍防空･通信施設に向けて発射し、攻撃した。
また、B-2爆撃機やハリアー戦闘機で政府軍や空軍基地への空爆を行った。
しかしアメリカは軍の地上部隊は派兵しない方針である。

この他フランス空軍は攻撃第一陣としてラファール戦闘機を4機投入し、反政府軍の根拠地ベンガジの郊外で、政府軍の戦車を4両撃破した。
また、原子力空母「シャルル・ド・ゴール」をリビア沖に派遣する予定である。

3月23日に、この作戦調整を行うアメリカ海軍ジェラルド・ヒューバー准将は「リビア空軍の戦力は弱まっており、飛行禁止区域を海岸線沿いに東西に拡大している」と述べた。また准将は「多国籍軍の空爆部隊の標的は政府軍の地上部隊とカダフィ大佐の息子が率いている主力部隊が標的である」と述べた。

またアメリカのほか、イギリス、フランス、カナダ、イタリア、カタールが参加。またクウェートやヨルダンがこの作戦に参加することを合意し、アラブ首長国連邦も22日、人道支援に限って協力するとの方針を示している。

イギリスでの作戦名は「エラミー作戦｣、カナダでは「モバイル作戦」、フランスでは「ハルマッタン作戦」とそれぞれ呼称されている。

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米軍の主な派遣部隊 †


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