- バックアップ一覧
- 差分 を表示
- 現在との差分 を表示
- ソース を表示
- エグゾセ へ行く。
- 1 (2005-02-06 (日) 19:12:39)
- 2 (2005-02-06 (日) 23:58:48)
- 3 (2007-09-12 (水) 22:32:43)
- 4 (2008-06-16 (月) 07:02:25)
- 5 (2008-08-19 (火) 18:14:42)
- 6 (2011-10-09 (日) 01:50:21)
- 7 (2011-10-20 (木) 23:19:04)
- 8 (2011-10-21 (金) 20:43:27)
- 9 (2013-09-01 (日) 07:01:13)
- 10 (2013-09-01 (日) 10:49:13)
- 11 (2013-09-01 (日) 17:33:56)
- 12 (2014-07-12 (土) 19:01:50)
- 13 (2014-07-13 (日) 01:00:36)
- 14 (2017-05-25 (木) 14:13:03)
- 15 (2017-08-26 (土) 13:15:45)
- 16 (2018-11-25 (日) 12:22:30)
- 17 (2018-11-29 (木) 21:00:44)
- 18 (2020-06-11 (木) 21:28:04)
- 19 (2020-06-13 (土) 10:18:35)
- 20 (2020-06-13 (土) 21:17:15)
- 21 (2020-06-14 (日) 07:59:36)
【エグゾセ】 †
AM39/SM39/MM40
フランスのMBDA社が製造し、1972年から各国軍に配備されている対艦ミサイル。
現在、フランス海軍は後継としてラムジェット推進ミサイル「ANNG」を計画中。
航空機・艦艇・潜水艦と、どんなプラットフォームにも対応可能な汎用的設計が特徴。
EU諸国を中心に30カ国以上が採用し、生産数は合計3,300発以上に及ぶ。
アメリカのハープーンシリーズやソ連/ロシアのP-15「テルミート(SS-N-2)」、中国のHY-1/2「シルクワーム」と並んで、最も有名な対艦ミサイルである。
1982年のフォークランド紛争で実戦投入され、西側世界で初めて戦闘証明された空対艦ミサイルとなった。
イギリスでは「エグゾセ」という語が「致命的な一撃」を意味する慣用句にまでなっている。
スペックデータ †
タイプ | MM38 | AM39 | SM39 | MM40 | MM40 Block3 |
直径 | 34.8m | ||||
全長 | 5.20m | 4.69m | 4.69m 5.80m(カプセル収容時) | 5.80m | |
翼幅 | 1.0m | 1.1m | 11.35m | ||
弾体重量 | 750kg | 655kg | 666kg 1,350kg(カプセル収容時) | 855kg | 780kg |
射程 | 42km | 50〜70km | 50km | 70km | 180km |
推進装置 | 2段式固体燃料ロケットモーター | 固体燃料ロケットモーター ターボジェット | |||
速度 | Mach 0.93 | ||||
飛行高度 | 9〜15m(巡航時)/8m(攻撃時) | ||||
弾頭 | HE 徹甲弾頭(165kg) | ||||
誘導方式 | 慣性/アクティブレーダー誘導 |
主な採用国と搭載機・搭載艦艇 †
艦対艦型 | ||
採用国 | 搭載艦艇 | タイプ |
アルゼンチン海軍 | アルミレンテ・ブラウン?級駆逐艦 (MEKO360 H2型) | MM40 |
エスポラ?級コルベット (MEKO140型) | ||
ドゥルモン?級コルベット | MM38 | |
リュールセンTNC-45型ミサイル艇 | ||
バーレーン海軍 | リュールセンFPB-62型ミサイル艇 | MM40 |
リュールセンTNC-45型ミサイル艇 | ||
ベルギー海軍 | ウィーリンゲン?級フリゲート (2007年退役) | MM38 |
ブラジル海軍 | ニテロイ?級フリゲート (ヴォスパーMk.10?) | MM38→MM40 |
イニャウマ級コルベット | MM40 | |
ブルネイ海軍 | ワスパダ級ミサイル艇 | MM38 |
カメルーン海軍 | P48S型ミサイル艇 | MM40 |
チリ海軍 | アルミランテ・コクレーン?級駆逐艦 | MM38 |
ミニストロ・ツェンテーノ級フリゲート | ||
アルミランテ・ウィリアムズ?級フリゲート | - | |
コロンビア海軍 | アルミランテ・パディーヤ級フリゲート (FS-1500型?) | MM40 |
エクアドル海軍 | エスメラルダス級コルベット (フィンカンティエリ550型?) | MM40 |
キト級ミサイル艇 | ||
クウェート海軍 | リュールセンFPB-62型ミサイル艇 | MM40 |
リュールセンTNC-45型ミサイル艇 | ||
マレーシア海軍 | カスツーリ級フリゲート (FS-1500型) | MM40 |
レキウ?級フリゲート | ||
パルダマ?級ミサイル艇 | MM38 | |
モロッコ海軍 | スルターン・ムーラーイ・イスマーイール?級コルベット | MM40 |
リュールセンFPB-57型ミサイル艇 | - | |
ナイジェリア海軍 | アヤム?級ミサイル艇 | MM38 |
オマーン海軍 | - | |
ペルー海軍 | - | |
カタール海軍 | - | |
チュニジア海軍 | - | |
UAE海軍 | リュールセンFPB-38型ミサイル艇 | MM40 |
リュールセンTNC-45型ミサイル艇 | ||
サウジアラビア海軍 | アル・リヤド級フリゲート | MM40 |
イギリス海軍 | 22型フリゲートバッチ1, 2 (ブロードソード級/ボクサー級)? | - |
パキスタン海軍 | - | |
グルジア | - | |
フランス海軍 | シュフラン?級駆逐艦 | MM38 |
カサール?級駆逐艦 | MM40 | |
フォルバン?級駆逐艦 | ||
トゥールヴィル?級駆逐艦 | MM38→MM40 | |
ジョルジュ・レイグ?級駆逐艦 | ||
アキテーヌ?級駆逐艦 | MM40 | |
コマンダン・リヴィエル?級フリゲート | MM38 | |
デスティエンヌ・ドルヴ?級通報艦 | MM38→MM40 | |
フロレアル?級フリゲート | MM38 | |
ラファイエット級フリゲート | MM40 | |
ドイツ海軍 | ハンブルク?級駆逐艦 | MM38 |
ブランデンブルク?級フリゲート | ||
ティーガー?級ミサイル艇 | ||
アルバトロス?級ミサイル艇 | ||
ゲパルト級ミサイル艇 | ||
ギリシャ海軍 | ラ・コンバタントII/IIa?型ミサイル艇 | MM38 |
インドネシア海軍 | フリゲート「デワントロ」 | MM38 |
ファタヒラー?級フリゲート | ||
ディポネゴロ?級コルベット | MM40 | |
韓国海軍 | 浦項?級コルベット | MM38 |
地対艦型(MM40) |
採用国 |
キプロス |
カタール |
サウジアラビア |
タイ |
空対艦型 | |
採用国 | 搭載機種 |
アルゼンチン海軍航空隊 | シュペルエタンダール P-3B |
ブラジル海軍航空隊 | AS.332F |
チリ海軍航空隊 | AS.332SC |
フランス海軍航空隊 | シュペルエタンダール ラファールM アトランティックMk.2 |
イラク空軍 | ミラージュF1 MiG-23ML |
インドネシア海軍航空隊 | NAS.332F |
ベネズエラ空軍 | ミラージュ50EV/DV |
パキスタン海軍航空隊 | アトランティックMk.1 シーキングMk.45 |
ペルー海軍航空隊 | ASH-3D「シーキング」 |
カタール海軍航空隊 | SH-3D ミラージュF1 |
サウジアラビア海軍航空隊 | AS.332F |
バリエーション †
- MM38:
海上(水上艦)発射型。
- AM39:
空中発射型。シュペルエタンダールなどに搭載。
- SM39:
潜水艦発射型。
- MM40:
海上発射型。
地上発射型としても使用可能であり、同型がキプロスに沿岸防衛用として配備されている。
- MM40 Block2:
迎撃回避運動がプログラミングされた型。
- MM40 Block3:
射程距離を160kmに延伸し、回避運動を高度化させた型。
- MM40 Block2: