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*&ruby(えあふぉーすわん){【エアフォースワン】}; [#i5b5840a]
Air Force One~
+[[アメリカ空軍>USAF]]の使用する[[航空機]]に合衆国大統領が搭乗している際、当該機が使用するコールサイン。~
空軍所属の航空機であれば、専用機・[[戦闘機]]を問わず、どのような機体であろうと使用される。~
Air Force One.~
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同じように大統領が搭乗中に使用するコールサインとして、~
陸軍機の場合は「アーミーワン」((短距離輸送用の[[ヘリコプター]]に割り当てられていたが、1975年以降使用されていない))、海軍機は「ネイビーワン」、~
[[海兵隊]]機は「マリーンワン」((陸軍に代わり、現在はこちらの方が短距離輸送に使われている))、沿岸警備隊機の場合は「コーストガードワン」、~
民間機搭乗中には「エグゼクティブワン」と区別するように[[FAA>アメリカ連邦航空局]]が明記している。((「コーストガードワン」はいままで使用例がなく、「ネイビーワン」も2003年に対潜[[哨戒機]]のS-3「ヴァイキング」がブッシュ大統領を乗せた時に使用されただけである))~
[[アメリカ連邦航空局]]が定める特殊な[[コールサイン]]の一つ。~
[[アメリカ空軍]]所属機で、かつアメリカ合衆国大統領が搭乗している事を示す。~
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ちなみに専用機が回送飛行に使用するコールサインは「[[SAM]]+[[シリアルナンバー]]」。~
SAMはSpecial Airlift Mission（特別空輸任務）の略。~
大統領が搭乗していない場合に用いるのは禁則で、大統領が交代した場合は飛行中でも[[コールサイン]]が変更される。~
（飛行中に任期が終了する、大統領の訃報に際して乗客が後任を宣誓するなど）
>[[アメリカ政府専用機>政府専用機]]として用意された''[[航空機]]の[[型式]]''を指して「エアフォースワン」と呼ぶ事もある。~
ただし、それは部外者による慣用表現であって、制度上は認められない誤用である。~
実例上、多くの場合に[[政府専用機]]であるが、規則の上では機体の[[型式]]は考慮されない。~
何らかの理由で大統領が[[戦闘機]]・[[爆撃機]]・[[輸送機]]・[[ヘリコプター]]などに搭乗した場合、それらにもエアフォースワンが割り振られる。~
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同様に、[[アメリカ連邦航空局]]はアメリカ合衆国内の各組織に対して大統領のための[[コールサイン]]を割り当てている。
:[[アメリカ陸軍]]（&ruby(アーミーワン){Army One};）|1957年〜1976年まで、[[海兵隊>アメリカ海兵隊]]と共同運用していた短距離移動用[[ヘリコプター]]に割り振られていた。
:[[アメリカ海軍]]（&ruby(ネイビーワン){Navy One};）|2003年に一度だけ、ジョージ・W・ブッシュ大統領を[[正規空母]][[エイブラハム・リンカーン>ニミッツ（航空母艦）]]に招くために割り当てられた。~
護送に用いられたのは[[S-3「ヴァイキング」>S-3]][[対潜機]]。
:[[アメリカ海兵隊]]（&ruby(マリーンワン){Marine One};）|1975年以降、大統領のための短距離移動用[[ヘリコプター]]は海兵隊が用意する慣例となっている。~
中距離までの移動の際には[[ティルトローター]]機の[[MV-22>V-22]]が用いられることもある。
:[[アメリカ沿岸警備隊]]（&ruby(コーストガードワン){Coast Guard One};）|予約はされているが、2024年現在、使用例なし。
:[[アメリカ宇宙軍]]（&ruby(スペースフォースワン){Space Force One};）|同上。
:民間機（&ruby(エグゼクティブワン){Exective One};）|リチャード・ニクソン大統領のみ使用例あり。~
現在、現職の大統領が民間機を利用する事は[[警備上の理由>暗殺]]から忌避される。~
大統領の家族（のみ）が搭乗する場合に「&ruby(エグゼクティブワン・フォックストロット){Exective One Foxtrot};」を割り当てる事もある。~
命名規則からは逸脱するが、任期終了後の前大統領を護送する際に「エグゼクティブワン」が割り振られた事例がある。
#ref(af1.jpg)~
Photo: USAF~
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+アメリカ政府専用機。~
アメリカ政府要人が搭乗する為に製作された特別機。~
今まで製作された機体として、C-54、C-118、VC-118A、VC-121A/E、[[VC-137C>B707]]、[[VC-25A>B747]]が存在する。~
運用は、航空機動軍団隷下の第21航空集団第89空輸飛行隊が担当する。~
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+同名の映画。~
ハリソンフォードが主演し、ありきたりの展開ではあるが中々のシナリオでヒットした。~
途中、裏切った官僚の行動や、中東の不安定な地域に[[落下傘]]降下した乗員の安全等不可解なこともあるが、一応名作の中に入れても良いだろう。~
[[F-15]]と[[MiG-29]]の空戦もあり、軍事方面の人でもまずまず満足できる仕上がりになっている。
関連：[[VC-25]]
